Unityのレンダーパイプラインについてまとめました。 1. レンダーパイプライン「レンダーパイプライン」は、オブジェクトを画面に描画するまでの様々な工程群(カリング、座標変換、陰影計算、ラスタライズなど)を表す言葉です。現在のUnityには、次の2種類の「レンダーパイプライン」が提供されています。 ・Build-in Render Pipeline : 従来のUnityで提供されているレンダーパイプライン。 ・Scriptable Render Pipeline(SRP) : Unity 2018から提供されているカスタマイズ可能なレンダーパイプライン。SRPで独自のレンダーパイプラインを作成することも可能ですが、現在のUnityには、次の2種類の「カスタムレンダーパイプライン」が提供されています。 ・Universal Render Pipeline(URP) : 軽量なレンダーパイプ