日本通訳協会が閉鎖発表 9日実施の通検試験は中止2008年11月8日12時31分印刷ソーシャルブックマーク 通訳の能力の指針として通訳技能検定試験(通検)などを実施してきた株式会社の日本通訳協会(東京都新宿区)が、自社ホームページで「閉鎖せざるを得なくなった」と発表した。これに伴い、9日に予定していた各種の検定試験を中止するとしている。 通検は1973年に設けられ、これまでに延べ約13万人が受験、約3万8千人が合格しているという。 ホームページの報告は4日付で、向鎌治郎代表名で「今般の経済不況の中で必要な金融支援も受けられなかった」と説明。9日の通検1次試験とボランティア通訳検定試験、12月14日の通検2次試験、09年2月1日の3次試験を中止するとし、「業界の各社と協議中で、皆様方の受験料がむだにならないように努力する」と述べている。 同社によると、今回の通検は札幌、仙台、東京、名古屋、大