楠木新(くすのき・あらた) 1954年、神戸市生まれ。生命保険会社勤務。自らの「こころの定年」の経験がきっかけで取材、執筆、講演活動を開始。近著に『人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人』(写真:本人提供)この記事の写真をすべて見る 働くうえで40歳というのは、ひとつの節目。「人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人」の著者である楠木新さんは、その節目で働く意味を見失う状態を「こころの定年」と表現し、次のように説明する。 * * * サラリーマンの人生は、前半戦と後半戦に分かれます。前半戦では同僚や顧客に評価されて一人前になり、後半戦では自分の老いや死を受け入れながら働く。その境目の40歳あたりで働く意味を見失う状態を、私は「こころの定年」と呼んでいます。「誰の役に立っているのか」「成長している実感がない」「このまま時間が過ぎ去っていいのか」と感じる状
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く