第二の人生、定年後(2) 定年から8か月 旅行業の開業に至るまでを振り返ってみます。ささやかながら、僕の人生における久しぶりの冒険談です。 2014年4月末に定年退職し、同年12月3日に旅行業を開業しました。 旅行業にしたのは、ツアーではない、「じぶん旅(滞在型海外旅行)」の楽しさを多くの方と共有したいと思ったからです。 旅行業開業には次の三つの関門があることが判ったのは、退職の2か月前でした。 1.旅行業は、不動産業等と同じく、役所への登録申請が必要。 2.旅行会社が倒産しても旅行者が旅行代金を回収できるように、営業保証金の供託が必要(最低3百万円)さらに、基準資産額3百万円以上なので、合計6百万円以上の資金が必要。 3.旅行会社の各事業所には、最低1名の旅行業取扱管理者の配置が必要。事業所が、国内旅行のみ取扱の場合には、国内旅行業務取扱管理者、海外旅行も取り扱う場合には、総合旅行業務取