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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (13)

  • 東芝をここまで転落させた“金太郎飴”経営陣 巨額損失の突如発覚で解体へ | JBpress (ジェイビープレス)

    不正会計問題について謝罪する、東芝の田中久雄社長(中央)、室町正志会長(左)、前田恵造副社長(右、2015年7月21日撮影、肩書はいずれも当時)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI〔AFPBB News〕 東芝の原子力事業が7000億円規模の損失を出すことが明らかになった。東芝の2017年3月期の決算は1450億円の黒字の見通しだったが、数千億円の減損損失で赤字に転落し自己資(2016年9月時点で3632億円)も吹き飛んでしまう。つまり、このまま行くと債務超過に陥り、経営破綻の危機に瀕することになる。 そこで東芝は1月27日の取締役会で、NANDフラッシュメモリー(以下「NAND」)を主力とするメモリ事業を分社化して新会社を設立し、その株(20%弱)を売却した売却益(2000~3000億円)で債務超過を回避する方針を可決した。 東芝には、「エネルギーシステムソリューション社」「イン

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  • コンテンツのビジネスモデルは3つしかない 作品にお金を払ってくれない時代のコンテンツビジネスを考える | JBpress (ジェイビープレス)

    テクノロジーの進化でが広がるアーカイブの効率的利用 昨年、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授の中村伊知哉先生のお招きで、CiP(Contents Innovation Program)竹芝プロジェクトで話をしてきた。 CiPは、2019年のオープンを目指し、東京湾岸地区の竹芝に未来のデジタルコンテンツの集積地を作るために設立された会。今回はそのとき触れた「コンテンツのビジネスモデルは3つしかない」という話についてもうちょっと考えてみた。 CiPが具体化する2019年は、映画スタジオがカリフォルニアのハリウッド地区に集積してから約100年。 20世紀初め、アメリカ東海岸でエジソンが発明した映写機を使って映像を見せるビジネスをしていた人々が、その利用料支払いを逃れるために、西海岸に移動したのがハリウッドの始まりと言われている。

    コンテンツのビジネスモデルは3つしかない 作品にお金を払ってくれない時代のコンテンツビジネスを考える | JBpress (ジェイビープレス)
  • 復活か衰退か、中華の未来は賢者の登場次第 ロシアと中国(8)~いまとこれから | JBpress (ジェイビープレス)

    400年前の出合いに始まるロシア中国の付き合いの歴史を、ここまで駆け足でたどってきた。連載の最後となる今回は、両国間のこれからの関係について考えたい。 その関係がどうなるのか、両国はこれからの時代を仲良しでやっていけるのか。この問いとその答えに多くの関心が集まる。うまくやれるのか、やれないのか。それ次第で日をはじめとする周りの国々の対応も変わるかもしれないし、変えなければならないかもしれない。 一触即発の軍事衝突に学んだ両国 とはいえ、難問だから簡単に答えは出ない。議論百出である。そうした諸論を総じて見ると、「互いに信頼し合った仲ではないだろうし、なれもしないだろう」が、どうやら観察する側の多数派を占めるようだ。過去の歴史を振り返ればやはり、なのだろうか。 最近までの両国の関係は、表見(おもてみ)には18世紀の平穏無事な時代に似ているようでもある。中ソ和解の後しばらくして、両国間の関係

    復活か衰退か、中華の未来は賢者の登場次第 ロシアと中国(8)~いまとこれから | JBpress (ジェイビープレス)
  • 高学歴者の苦悩:大学は出たけれど・・・

    (英エコノミスト誌 2011年9月3日号) 大卒という学歴はもはや、経済的な安定を与えてくれない。 先進国ではそろそろ、高校を出た何百万人もの若者が両親に涙の別れを告げ、大学で新たな生活を始める頃だ。中には純粋な向学心に燃えている人もいるだろう。しかし、大半の人は同時に、大学で3~4年勉強すれば(その間、巨額の借金を積み上げることになる)、給料が良くて安定した仕事にありつく可能性が高まると信じている。 年長者はこれまで彼らに、教育こそがグローバル化した世界で成功するための最善の備えだと言い聞かせてきた。ブルーカラー労働者の仕事海外に流出し、自動化されていく、というのがお決まりの台詞だ。中退者はカネに窮する不安定な生活を強いられるが、大学を卒業したエリートは世界を股にかけることができる、と。 そうした見方を裏付ける証拠もある。ジョージタウン大学の教育・労働力センターによる最近の研究は、「高

  • 知的障害者が人生を教えてくれる工場 日本理化学工業が成し遂げた本当の「偉業」とは | JBpress (ジェイビープレス)

    棒状に押し出された練り物状の細長いチョークをカットし、板の上に並べる人、乾燥機から出てきたチョークをコーティング工程に送るために、12ずつひとまとめにしてクリップに挟む人・・・。 一つひとつは単純な作業なのだが、動きに無駄がなく、素早い。みんなてきぱきしている。そして何よりも、誰もが自信にあふれた表情で、堂々と作業している。「知的障害者が働く工場」に対する私の誤ったイメージは、実際の作業場を見てものの見事に粉砕されたのだった。 意外な発見はそれだけではなかった。大山泰弘会長にインタビューして、実際にチョークをつくっている様子を見学させてもらっているうちに、どうもここは「工場」という枠には収まらない別の場所だということに気づき始めた。 工場というよりも、当は「学校」なのではないか。もしかしたら知的障害者は私たちの「先生」なのではないかと思えてきたのだ。 養護学校の先生が連れてきた2人の少

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  • 大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)

    恥ずかしながら、私には2回、失業した経験がある。2回ともハローワークに通い、失業保険のお世話になった。 稿は、最初の失業時の体験に基づく特許の話である。私は2002年10月に日立製作所を早期退職した(その顛末は連載の最初に詳述した)。その後、半導体エネルギー研究所という会社に転職した。 失業中に、私は22の会社に履歴書を送ったが、すべて空振り。半導体エネルギー研究所は、23通目の履歴書を送った会社であり、初めて面接に到達し、そして採用された会社だ。 半導体エネルギー研究所は、半導体や液晶などの研究開発を行い、その結果を基に特許を取得し、基的にその特許の権利行使だけで利益を上げ続けている極めて珍しい形態の会社である。 仕事は刺激的で面白かったのだが、社長の山﨑舜平氏とウマが合わず、「明日から来ないでくれ」と言われ、転職してからたった半年で退職することになってしまった。その結果、2003

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  • ベルギーはもはや国ではない  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ベルギーは今年2月、内閣不在期間がイラクを抜き、不名誉な世界最長記録を達成した(ベルギー・ゲントで、長期にわたる内閣不在状態に抗議し、デモに参加する人たち)〔AFPBB News〕 シュールレアリスムの画家、ルネ・マグリットを生んだベルギーだが、どんな芸術作品も、この国の政治のシュールさにはまずかなわない。ベルギーでは、正式な政府がない状態が400日以上も続いている。 今年に入って、国民は心配し始めた。 市民は連立を求める抗議活動を行った。ある議員は各政党の党首の配偶者に対し、連立政権が成立するまで党首とのセックスを拒否するよう求めた。ある俳優は、男性はひげを剃ることを拒もうと呼びかけた。すべてが無駄だった。 これまで以上にひげが伸び、愛を交わすこともなくなったかもしれないベルギーでは、ワロン人とフラマン人の対立が、泥と血にまみれた戦闘こそないものの、かつてフランドル(フランダース)地方に

  • 死に急ぐ韓国の超エリートたち 猛烈競争社会が生み出した悲劇 | JBpress (ジェイビープレス)

    全国から科学分野のエリート学生を集めて厳しい教育をすることで有名な大学だが、その一方で学生は想像もできないストレスを抱えていたようで、韓国の猛烈競争社会の犠牲者となってしまった。 韓国も日と並んで自殺者の多い国だが、最高のエリート科学大学で、年初からわずか3カ月強の間に学生4人と教授が相次いで自殺をしたというのは異常事態だ。 自殺した学生は、韓国の科学分野での英才教育の拠点校である韓国科学英才高出身者や、高校時代にロボットコンテストで活躍した経歴があるなど秀才ばかり。 このうち2人は学業のストレスなどからうつ病などの診断を受け、自殺直前に休学届けを出していた。 KAISTとは一体どんな大学か。韓国教育熱の高さは広く知られている。ひと昔前ならソウル大学を頂点に延世大学や高麗大学が並ぶというのが「大学ランキング」だったが、10年以上前から理工系で圧倒的なトップに名を連ねているのが、国立であ

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  • 日本の原発災害 プルトニウムとミッキーマウス JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年4月2日号) 日の原発危機が長引き、東京電力、さらには国のエネルギー政策の根深い欠陥を白日の下にさらしている。 白昼にもかかわらず、世界最大の民営電力会社である東京電力の社内は陰な暗さに包まれていた。幹部たちは頭を下げ、自社が起こした事故について消え入るような声で謝罪の言葉を述べた。 66歳の清水正孝社長は3月30日に高血圧のため入院した。清水社長は地震後の3週間、ほとんど姿を見せていなかった。暗がりの中で、東電社ビルの壁のロゴマークは、突然変異したミッキーマウスのように見える 長引く原発危機、事態収束のメド立たず そんな社から250キロほど離れた福島第一原子力発電所では、数百人の東電社員や下請け会社の作業員が、3基の損傷した原子炉や様々な場所に置かれた使用済み燃料から放射性物質がさらに漏洩するのを防ごうとしている。 作業員の環境は限界ぎりぎりの状態

  • 大震災で明らかになった「ソーシャルメディア格差」 情報の発信内容と伝達手段にミスマッチ | JBpress (ジェイビープレス)

    東日大震災(東北地方太平洋沖地震)では、ツイッター、フェースブックなどの、ソーシャルメディアの社会インフラとしての力を見せつけられた。 地震発生から3日経った週明けから、各自治体が避難情報をツイッターを通じて発信する動きが広がっている。リアルタイム性とサーバーの安定性を踏まえてのことだ。 筆者を含め多くの首都圏勤務者にとって、地震当日から翌日にかけては、企業内のスタッフ、取引先、友人などとの安否確認で「スマートフォン+ソーシャルメディア」が大活躍をした。 地震の状況についてなんとか携帯のワンセグでニュースを見たとしても、具体的な情報は限られている。どこで何が起こっているのか、ニュースでは分からない情報を真っ先に知らせてくれたのはツイッターのフォロワーからの投稿だった。 また首都圏勤務者は、各々の手段で家路に就いたが、フェースブック上の「友達」の投稿から、電車の運行状況や、どこまで歩くと何

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  • エジプト動乱、日本だからできること 宗教対立の歴史を作った米国では収拾不可能 | JBpress (ジェイビープレス)

    このコラムは毎週金曜日にリリースしている。そのために、エジプトをはじめとする中東の騒乱情勢を記そうとする時、偶然ながら奇妙な困難にぶち当たることになる。 毎週金曜日が、イスラム教徒にとっては最も重要な「金曜集会」の祭日であることは幾度か触れた。そして、このところのエジプト情勢は、金曜のモスクでの礼拝のたびごとに、新たな局面を迎えている。 1月28日には最初の大規模デモが発生し民主化の旗手となっているエルバラダイ氏が警官隊に包囲されたりした。2月4日には大統領を支持する側の勢力と改革を求める人々とが衝突し、大規模な流血の惨事となった。 2月11日は日では祝日に当たるため、今週は水曜日に記事のリリースとなっているが、11日もやはりエジプトでは聖金曜日の集会があり、そのあとまた間違いなく、何らかの動きがあるだろう。 願わくは「血の金曜日」の混乱が早急に収まり、国内の治安が一日も早く回復すること

    エジプト動乱、日本だからできること 宗教対立の歴史を作った米国では収拾不可能 | JBpress (ジェイビープレス)
  • CDが売れない、でも音楽産業は「活況」の理由 「レコード」よ、今までどうもありがとう | JBpress (ジェイビープレス)

    2005年に著した『Jポップとは何か』(岩波新書)ではっきり否定したのに「CDが売れないんですって? 音楽産業は大不況なんですね」とまだ尋ねられる。 昨年「渋谷系」という言葉の発祥の地であるCD店「HMV渋谷店」が閉店した時も、大騒ぎだった。テレビ朝日が私のところに取材に来てくれたので、「CDが売れなくても音楽不況ではないんですよ」「音楽業界はむしろ活発になっています」と繰り返し強調したら、「えっ! そうなんですか!」と仰天されてしまった。 (ちなみに、その取材は最終的にオンエアされたら「CDの退潮は音楽産業の危機の象徴」という論調になっていたので、そのまま突っ切ってしまったようだ。まあ、目くじらを立てるようなことではないのだが) 誤解を訂正してヘトヘトになっているうちに気付いたことがある。「レコードという物体=音楽そのもの」という認識がいかに根強いかという事実だ。 無理もない。エジソンが

    CDが売れない、でも音楽産業は「活況」の理由 「レコード」よ、今までどうもありがとう | JBpress (ジェイビープレス)
    nijigenjin
    nijigenjin 2011/01/20
    コンサート産業も転換点を迎えそうな2010年代になると思う/記事中ではまだまだ伸びると記述されているけど
  • ソフトバンクが一人暴走した「光の道」論争 なぜこれほど光ファイバーに執着するのか | JBpress (ジェイビープレス)

    最近、テレビで奇妙なCMが放送されている。宇宙から地球に向かって隕石が飛んでくる。ソフトバンクの代理店で、商品の案内をする女性がしゃべっていると、左手が無意識に上がってしまう。客がそれを見て指摘し、商品案内の女性は「なんか変」と言う・・・。 一見、何のCMか分からないが、これはソフトバンクの「光の道」のキャンペーンである。 左手を上げるのは、「AかBか」というアンケートのB案(向かって右側)を選ぶという意味らしいが、この30秒のCMだけでは、ほとんどの人は意味が分からないだろう。 以前の記事でも紹介したように、もともと「光の道」は原口一博前総務相が提唱したものだ。当初は「全国に光ファイバーを普及する」という話だったが、特定の物理インフラを政府が推奨するのはおかしいという批判を浴びて、「全国にブロードバンドを普及する」という話に軌道修正した。 ところがソフトバンクは、文字通り光ファイバーを全

    ソフトバンクが一人暴走した「光の道」論争 なぜこれほど光ファイバーに執着するのか | JBpress (ジェイビープレス)
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