NTTドコモが新たに開発した携帯端末は、透明のディスプレーで表と裏の両面から操作が可能だ=21日、東京都港区千代田区 NTTドコモは21日、ボディが背面まで透けてみえる「透過型ディスプレー」の表と裏の両面にタッチパネルを搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)を開発したと発表した。一度に両面での操作が可能になるのが特長で、操作性の向上や、新たなアプリの開発に貢献することが期待される。 ドコモが開発した「透過型両面タッチディスプレイ端末」は表面でアプリ(ソフト)のアイコン操作、裏面ではホーム画面での上下左右の移動(スクロール)操作などができる。 表裏で操作を分けることでスクロール時にアプリを起動するといった誤作動を防げるほか、片手での操作の幅も広がる。新しい「操作感」で、これまでにないゲームアプリなどの開発につながる可能性もある。 30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まる国内最大級の