総務省は7月10日、楽天モバイルに対して電波法などの順守と利用者利益の保護を徹底を求める旨の行政指導を行った。同社が販売するオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」の仕様変更に伴う一連の問題を受けた措置だ。 【追記:20時50分】楽天モバイルから本件に関する声明が発表されたことに伴い、追記を実施しました 行政指導に至るまでの経緯 1月24日(クリムゾンレッドのみ4月17日)に発売されたRakuten Miniは、世界最小かつ最軽量(楽天モバイル調べ)のおサイフケータイ対応スマホだ。しかし、6月に入ると一部のユーザーから「LTEの対応周波数帯(Band)がスペック表に記載されているものと異なる」という旨の指摘が入るようになった。 その後、楽天モバイルは6月10日付でLTEの対応Bandについて仕様変更を2度行ったことを認めた。 →「Rakuten Mini」の新ロットがLTE B