正規表現によるバリデーション等で、完全一致を示す目的で ^ と $ を用いる方法が一般的ですが、正しくは \A と \z を用いる必要があります。Rubyの場合 ^ と $ を使って完全一致のバリデーションを行うと脆弱性が入りやすいワナとなります。PerlやPHPの場合は、Ruby程ではありませんが不具合が生じるので \A と \z を使うようにしましょう。 はじめに 大垣さんのブログエントリ「PHPer向け、Ruby/Railsの落とし穴」には、Rubyの落とし穴として、完全一致検索の指定として、正規表現の ^ と $ を指定する例が、Ruby on Rails Security Guideからの引用として紹介されています。以下の正規表現は、XSS対策として、httpスキームあるいはhttpsスキームのURLのみを許可する正規表現のつもりです。 /^https?:\/\/[^\n]+$/
「ダークモード」ってなんですか? PCやスマホの話題で「ダークモード」という単語が耳目に触れたことはないでしょうか? 「ダーク」は「dark」、すなわち「暗い」「黒っぽい」といった意味です。「ダークモード」とは、黒を基調とした(黒っぽい)画面表示モードを指します。 Windows OSやmacOS、iOS、Androidなどの主要なOSはダークモードに対応済みです。OS側の設定画面でダークモードを選択すると、デスクトップやOS標準アプリはもちろん、サードパーティー製アプリも自動的にダークモードに切り替えられるようになり、ユーザーにとって身近な機能になっています。 ではなぜ、「ダークモード」が標準的にサポートされるようになったのでしょうか? 大別すると次の2つの理由が挙げられます。 ●消費電力が減ってバッテリーが長持ちする? ディスプレイに有機ELパネルが使われている場合、画面内の黒い部分に
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