気象庁は電子メールのシステムに不正なアクセスがあり、去年6月からことし5月にかけて、職員が受信したメールが外部に流出したおそれがあると発表しました。これまでのところ機密性の高い情報の流出や、情報の悪用は確認されていないということです。 気象庁によりますと、ことし6月2日、電子メールのシステムの一部に不正アクセスの疑いがあると保守管理を委託している業者から連絡があり、調査の結果、一部の情報が外部に流出したおそれがあることが判明したということです。 流出のおそれがあるのは、去年6月からことし5月にかけて、各地の地方気象台などを含む気象庁の職員宛てに届いたメールデータの一部で、件名、本文、アドレス、添付ファイルなどです。 これまでのところ機密性の高い情報の流出や、漏えいした情報の悪用は確認されていないということです。 気象庁は順次、情報が流出したおそれがある人に連絡を取るとしていますが、その際に