九州で暮らす高校3年生のアヤカさん(仮名)は8歳だった小学校3年生から、同級生と担任教師によるいじめを受けた。身に覚えがないことで罰せられ、廊下に立たされる地獄のような学校生活が約2年間に及んだという。今も傷は癒えず、他人を簡単に信じられないが、今回取材に応じ、当時の経験を初めて家族以外に打ち明けた。同じ境遇にある子どもたちに「つらかったら逃げても大丈夫」と伝えたかったからだ。(文・黒澤真紀、写真・本人提供) 小学校1・2年生のころは友達が多く、校庭で男子とも元気に駆け回る女子児童だったというアヤカさん。3年生になると40代くらいの女性の先生が担任になった。2年生のころから、てきぱきとした振る舞いを「格好いい」と憧れていた先生だ。しかし、1学期が始まってしばらくすると、信じられないことが起きた。 ある日の「帰りの会」で、担任はクラスの子どもたちに「クラスメートから最近されて嫌だったこと」を
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