広島県は10日、インターネット上の県のホームページ(HP)で、検索サイトのグーグルやヤフーなどの地図112枚を各利用規約に違反して使い、著作権を侵害したと発表した。 昨年11月、県の観光キャンペーンで使用した地図で違反が見つかり、他の部署も調査して判明。問題の地図はいずれも既に削除している。 県によると、グーグルなどの地図をHPで掲載する際は地図をそのまま画面に埋め込み、閲覧者が動かせる状態で使う必要があるが、特定の場所を抜き出して掲載するなど、規約に違反した使い方だった。出典を明記せずに使用したケースもあった。(共同) [2014年2月10日22時56分]