大ヒット韓流ドラマ「愛の不時着」で登場する北朝鮮の地方都市で朝、踊る体操のような集団ダンスのような動きが注目されている。 これは律動体操と呼ばれるもので、1993年に金正日総書記が人民の健康促進を目的に考案されたとされる。 律動体操は韓国では愛の不時着までまったく知られていなかったが、日本では18年ほど早く知られていた。 大衆律動体操から始まり、幼稚園律動体操、少年律動体操、老人律動体操の4種類が律動体操として存在し、その他にもスピンオフ体操として、テコンドー体操(健康、少年、老人の3種類)もある。 律動体操は、元々存在した人民保健体操をベースに体操競技やダンスの要素を加えてアレンジさせたもので、それぞれ専用の曲に合わせて踊る。体操競技が関係しているためか体操とは思えぬほど難度が高く、「老人がこんな動きできるのか」と言われるほどで、健康効果を上げる前に体調を崩してしまうかもしれない。 日本