「午前3時半ごろに爆音で音楽をきいているおばちゃんがいます」。弁護士ドットコムの法律相談コーナーにそんな相談がありました。 相談者によると、一軒家に住む問題の女性は、時々昼間にも爆音で音楽を流しているそうですが、夜中に耳にしたのは初めて。以前も近所の住民が苦情を言ったものの、状況は変わらないままだといいます。 女性の家と相談者の部屋まで15メートルほど離れているそうですが、約2時間に渡ってドンドンと音が響いてきたそうです。こういった近隣間での騒音トラブルは、法的な問題にも発展するのでしょうか。騒音問題に詳しい井坂和広弁護士に聞きました。 ●「騒音おばさん」覚えていますか? 「まず、法的評価など難しい話の前に、問題となっている『爆音おばちゃん』について分析してみましょう。 『深夜に爆音で音楽を聴く』おばちゃんは、音楽を聴きたくて爆音を鳴らしているはずはありません。では、何が目的か。嫌がらせ、