スクウェア・エニックス・ホールディングスの和田洋一社長は11月5日、グループ全体の人員を来年3月末までに10~15%程度削減する計画を明らかにした。「経営体質を強化し、組織を活性化するため」としている。 スク・エニグループは、タイトーや英Eidosの買収などM&Aで規模を拡大し続け、現在、世界で3805人の社員・契約社員が所属している。 人員は、国や分野に偏らずに削減する方針。地域別の内訳などは明らかにしていないが、国内正社員のリストラに伴う割り増し退職金20億円を計上することをすでに発表している。 人員削減は、「部門の閉鎖や縮小、撤退に伴うリストラではなく、組織活性化のため」と和田社長は強調する。グループの規模拡大に伴い、「マネージメント力が弱くなって組織が有機的でなくなり、パフォーマンスが落ちている」という。「少数が精鋭を作ると信じている。人員削減で生産性は上がる」 同日発表した200
![スク・エニグループ、人員を10~15%削減 「体質強化のため」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c82fc54a269cadcb355da00d1f342ba5f9803a43/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0911%2F06%2Fyuo_squeni.jpg)