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  • 山笠問題・これまでのぼくの議論の要点 - suneoHairWax

    【0】ぼくの立場 政治的にはリベラル左派であり、 学的には「いかなる区別が用いられて観察が行なわれているか」を観察・記述する、という「差異理論的アプローチ」を採用している 以下、「〜べきだ」と言えばそれはぼくの「政治的」立場からの発言であり、「〜である」と言えばそれはぼくの「学的」立場からの発言であると思って欲しい。 【1】発端 まず8月24日に、id:using_pleasure:20040824さん経由で、8月11日にとあるメーリングリストに投稿された「こんなことが許されていいのでしょうか?!」メールの存在を知る。 そのメールの要点はこうだ。 博多祇園山笠というお祭りが例年7月に催される。http://www.cocoj.jp/~yamakasa/ その山笠に参加した少女達のふんどし姿の写真が盗撮され、 その写真がネットにもUPされ、 しかもそれは他の有料ポルノ(赤外線盗撮映像も含む)

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  • 人の形をした人間 - suneoHairWax

    人形は人の形をしている。人に似せて作られているからだ。ではひるがえって、人形が似せられることになったところの、オリジナルであるといえる人の方は、なぜ人の形をしているのだろうか。「なぜ」という問いの立て方はミスリードであろう。だが言語という不完全なものを用いて述べる(utter/mitteilen)ならこのようにしか述べられない。人形が人の代補であるなら、人(代補されるもの)は人形の後で(à retardement)産み出される。人形だけが代補であるわけというわけではないだろう。おそらく「人に‐対する‐世界」はすべて人の代補だ。「人に‐対する‐世界」は人向けに、つまり人工のものなら人にとって(多少は)使いやすく、そうでないものなら、人にとって使いづらかったり、人にとって使いやすかったりするように存在する(これは存在論的にではなく、むしろ認識論的に言っている)。後者について、つまり人工ではない

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  • メモ:動機なき - suneoHairWax

    google:"動機なき犯罪"113 google:"動機なき殺人"454 google:"動機なき犯行"28 google:"動機なき"9350 google:"理由なき犯罪"235 google:"理由なき殺人"11000 google:"理由なき犯行"214 google:"理由なき"226000→「理由なき反抗」が大量にかかるため参考にならず google:"理由なき" -反抗116000 google:"いきなり型犯行"5 結論。芹沢さんに。 →http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/pdf/200510/0510_4446.pdf ホラーハウス社会 (講談社+α新書) 作者: 芹沢一也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/24メディア: 新書 クリック: 42回この商品を含むブログ (51件) を見る

    メモ:動機なき - suneoHairWax
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/06/26
    いきなり型が熱い
  • 反応はや!:macskaさんにお応え。 - suneoHairWax

    ここ10年くらいで最悪の文章を書いてしまったらしい - *minx* [macska dot org in exile] macskaさんの家ブログでの記事↓ macska dot org » 「スピリチュアル・シングル論」は、マイノリティをダシにしたマジョリティのための自己啓発セミナーだ をブックマークして、 [polit][macska]ここ10年ぐらいに読んだmacska氏の文章でこんなにひどいものは読んだことがない。なにかあったのだろうか?伊田氏のはたんに陳腐な日のセクシュアリティ論で、ゼマンティクの水準と理論の水準を混同しているだけ。macs とコメントした。はてなユーザの方はご存知のようにブックマークのコメントは100字限度なので、たぶんぼくは200字ぐらい書いたのだけど、変なところで切れてる。 はてなブックマークのサービスが開始してから、ぼくはいわゆる「言論」(いわゆる「

    反応はや!:macskaさんにお応え。 - suneoHairWax
  • 藤田嗣治展@東京国立近代美術館 - suneoHairWax

    日が最終日で、チケットをせっかく買ったのに行かなきゃもったいないと思い行ってきた。すさまじかった。1910年の自画像(東京美術学校の卒業制作)から1965年の「小さな主婦」まで(66年の「十字架」もあるが)ぜんぶすさまじい。少しの間隙も無くなおかつ変化をみせながら、ほぼ同水準のテンションを生涯保っていて、これは稀有なことだと驚いた。 たいていの作家は、藤田のような時代から孤立したような作家はとくに、どこかで軌道が逸れる瞬間があるものだけれど(ピカソの生涯に落ちがあるように。イサム・ノグチのモエレ沼公園のように)、藤田は時代区分がはっきりとできるほどに相貌を変えながらも「あれれ、ここでスランプになっちゃったのかな」と思わせるような時期が一切ない。 生誕120年にして初めて今回のような大規模な展覧会がひらかれるという不運には同情を禁じえない。しかしまあ、その辺の事情については『ユリイカ』の特

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  • 夏休みだよ!社会学祭り!〜hidexの!「裏社会学(@﨟@ .:;)ノシ」のための50選 - suneoHairWax

    みなさん今頃、このくそ暑い中、「北田さん辻さん百選」に釣られて慣れない読書にいそしんでいることと思う。ばかだから。 ぼくが思うに、あの百選は、「反社会学講座」に代表されるような、「知的に正しく思考すれば快楽が得られる」というイデオロギーに汚染されている。「反社会学講座」は、「ていどひくい社会学」を、「知的な観点」から再解釈すれば、とても面白い洞察が得られるという、とても「正社会学」的なコンセプトだ。そんなものは「反社会学」の名に値しない。 そこでぼくは、「裏社会学」を提唱しようと思う。 ぼくは子どもの頃から、しばしば世界の「スリット」に入り込んで、世界の裏側に行ってしまうことがあった。そのときの感覚を追体験してもらいたい(というかまだ出てこれていないわけだが)*1。 もちろんなんのメリットもないけれど。 このリストを夏休み中に読みきれば、hidex大学に入学できるというメリットはある。もち

    夏休みだよ!社会学祭り!〜hidexの!「裏社会学(@﨟@ .:;)ノシ」のための50選 - suneoHairWax
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/05/26
    夏休みにはまだ早いけど、ね
  • バックラッシュ? - suneoHairWax

    バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか? 作者: 上野千鶴子,宮台真司,斎藤環,小谷真理出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2006/06/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 323回この商品を含むブログ (131件) を見るこのの目次を見ると、ぼくの名前が無いようなのだが、どういった事情なのだろうか。買って読んでみて、ぼくの修士論文の水準を超えていないようであれば、腹が立ったときにぼくがよくやるように引き裂いて燃やそうと思う。いずれにせよ腹が立つ。いままでどのたちが燃やされたのかについては想像に任せるが。*1 *1:いちど、編集者という職業についている人たちは、「執筆者の選択」によって、研究に従事してきた個人たちの生命・尊厳・存在価値を踏みにじっている=殺人をしているということについて、真剣に考えた方がよい。

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    nisemono_san
    nisemono_san 2006/05/26
    はてなセレブvsはてなインテリ
  • ひきこもり「問題」 - suneoHairWax

    id:ueyamakzkさんが、先日の拙エントリ(斎藤環氏の『中央公論』誌での連載記事への感想) http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20041112#p1 を引用してくださっています(多謝)。 http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20041116 http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20041117 議論でも問いかけにたいする回答でもないのですが、触発されるところがあったので、「ひきこもり」という問題系について思うところを(応答として)メモしておきたいと思います。 あいかわらず推敲なしの書きなぐりメモですが、当はてダはぼくのメモ帳として使っている場所ですので、あしからず。 以下、論点をみっつに絞って順番に書きます。論点はそれぞれ、準拠システムの違いに応じています。順に、(1)id:hidex7777の心的

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  • 社会学の作法 - suneoHairWax

    みんな野村さんを引用したりしないからさあ、ぼくもばかにしてちゃんと読んだことなかったんだけど、このはすごいと思ったよ。 え、いまさらなの?これ初版は1995年で、改訂版が1999年なのね。ということは初版はぼくが学部生のときには出てたってことだよね。 こういういいを、なんで誰も勧めないかなあ。いいを勧めるのって教職員の*1義務だろーがてめーこのやろー、と思うのですけど。 何度も言うけど、こちとら高い金払って教育サービスを購入している消費者なんだからよう。KOの場合金はぜんぶKFC*2方面に流れていくけどさ。 社会学の作法・初級編―社会学的リテラシー構築のためのレッスン 作者: 野村一夫出版社/メーカー: 文化書房博文社発売日: 1999/03メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 目次 はじめに―流儀をこえて 1 社会の研究とはどういうことか 2

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  • 準ひきこもりじゃキャッチーじゃないからもう非コミュで統一の方向で。 - suneoHairWax

    todeskingさんのところで一週間ぐらい前に紹介されて、いまや277ブックマークに到達している件の論文を、昨日おとといやっと読みました。いや完全に周回遅れですな。昨日この記事、お兄ちゃんスレに勃没頭してたら書けなかった。周回遅れなりに、反応への言及も含めて若干まとめ的に。 富山国際大学国際教養学部の紀要(http://www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/mokuji/2006(mokuji).htm)に、きわめて興味深い論文が掲載されている。 大学生における準ひきこもり行動に関する考察 ―キャンパスの孤立者について― かぐや姫症候群に関する考察 ―準ひきこもり行動との関連から― 面白いのは後者(「かぐや姫」のほう)なんだけど、まず前者「準ひきこもり」から。 筆者の樋口康彦(富山国際大学国際教養学部、心理学)さんは動機づけ研究が研究テーマである社会心理学者で

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  • 2005年に読んだ本のベスト17を - suneoHairWax

    挙げるけれど、「読んだ」であって、出版が今年とは限らない。 あと、ちゃんと最後まで読んだとも限らない。 というかほとんど最後まで読まない。 【追記】やっぱりきりが悪いのでベスト20にしようと思います。 ★20位 村上重良『日宗教事典』日宗教事典 (講談社学術文庫) 作者: 村上重良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/07/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る めちゃくちゃ便利。宗教学徒は必携らしいけど、自分が宗教社会学やると思ってなかったから(いや、いまだにやってないけれど)チェックしてなかった。これでもう、日の宗教についてはすべてがわかる、と勘違いしてもかまわないぐらい便利。 ★19位 黒田龍之助『はじめての言語学』はじめての言語学 (講談社現代新書) 作者: 黒田龍之助出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/0

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  • テンプレ=テクスト=一般性→普遍性 - suneoHairWax

    (タグ付けに困った。一応「テクスト論」と「社会学」の共通問題として認識しているのでこうタグ付けた) 元記事:http://blog.livedoor.jp/springflavor122/archives/50165246.html 中間まとめ:はあちゅう途中報 - 萌え理論ブログ とりあえずブックマークした記事:http://b.hatena.ne.jp/hidex7777/%e3%81%af%e3%81%82%e3%81%a1%e3%82%85%e3%81%86/ 関連記事へのブックマーク(http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20060228/p2)にあるコメントの、 2006年02月28日 gnt 『[neta]陰毛論。すでに燃えきってチリチリ。ルワンダ女よりこっちのが普遍的問題だよなぁ』 というのに同

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  • 今回の総選挙において共産党以外の選択肢があるだろうか? - suneoHairWax

    郵政民営化の否決で衆議院の解散となった。9月11日の総選挙は郵政民営化に賛成か反対かが争点となる選挙だそうだ。少なくとも小泉はそう主張している。もちろん亀井のようなダメなオヤジは「田舎郵便局がなくなったらどうするんですか」などと激しく論点をずらそうとする。また、「この総選挙は郵政民営化のみが争点などではない」という対抗的文脈を引き合いに出そうとする党もある。 重要なのは、この総選挙が【当に】ワン・イシューの選挙になりうるのか、ということだ。郵政民営化が必要であるなどということは自明だ。「構造改革の丸」などであるわけがない。たんに小泉内閣でなければできそうになかったというだけのはなしだ。したがって【当に】ワン・イシューの選挙であるのならば、小泉自民党に投票すればよい。そのばあい、あまりにもどうでもよい選挙となるため、私は投票になど行かない。 だが、投票行動の「争点」を「ワン・イシュー

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    nisemono_san
    nisemono_san 2005/09/28
    日本共産党に厳しさを教える為には過半数を取ってもらわないといけないのかもしれない。
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