タグ

ブックマーク / opemu.hatenadiary.org (9)

  • 「真面目さ」と右派的言説 - opeblo

    前回の記事のコメント欄。id:sean97さんのコメント。 「ゴー宣」読むのがインテリ、というのは、このレベルの学生ではまさにそうで、「漫画すら読まない学生」がほとんどだったりします。 「韓流」は何をもたらしたか?: 川瀬のみやこ物語 episode2 あと、ちょっと気になる傾向として、けっこう「勉強熱心」な学生が、「歴史の真実」というようなあおり文句に惹かれて、『マンガ嫌韓流』のようなを読むのではないか、という指摘がありました(でも「勉強熱心」と言ったって、あのマンガとかを読んで「目が開いた」と言っているレベルですから「もうちょっとお勉強してきてね」としか言えないのですが)。 ゴー宣や嫌韓流を読んで、目が開かれたと思ったり、知的優越感を感じたりするのは、確かになんだかなあと思うんだけど、僕も彼達を笑えないんだよね。僕も高校時代に落合信彦にはまっていた過去を持っているから。「狼たちへの伝

    「真面目さ」と右派的言説 - opeblo
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/05/23
    俺も以前は「小林信者」だったので、考えようによっては実は一ターンすれば「ネットウヨ恥ずかしい!」っていってループしたりするかなあと思ったりも。
  • 歴史学の教授との世間話 - opeblo

    昨日は、会社の人事関係の仕事で、母校の大学のゼミ(歴史学)の教授を訪問。教授は、小柄な初老の女性(今年度で退官とおっしゃていた)で、イギリス近代史が専門の方。 お互い知っている元教授が退官してから俗物化(昔の言葉で言えば「転向」?)したのではとか、色々話もしたけど、人事関係の仕事で行っている事もあり、学生の就職関係の話題がメインでした。 僕の学生だった時は、大学院に卒業生の3分の1程度行っていて、不景気で就職先がないからみんな大学院に行くのかなと思っていたのだけど、教授に聞くと、今でも3分の1程度が大学院に進学希望だとのこと。こんなに新卒採用が好調な時期なのにね。僕が在籍していた時から、就職に対して極めてローテンションな空気が漂う大学だったけど、今でもそれは変わっていないみたい。 一通り就職関係の話題が終わると、話の話題は歴史修正主義に。「つくる会史観の学生とか史学科に入ったりすることある

    歴史学の教授との世間話 - opeblo
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/05/23
    この発想というのは、ブサヨがいうところの「科学は既にイデオロギー的!!11」というのと似ているような気がする。なものだから、手続きでねじ伏せればいいじゃんとかそういうことになったり。
  • 空想的共同体主義 - opeblo

    おじさんの見分け方 | 女子リベ 安原宏美--編集者のブログ よくわからないが、人間って「共同体」があるから楽しく生きてたわけじゃないと思う。逆にその共同体によって苦しんでいたりしてませんでしたっけ?その共同体がもってるいわれのない差別や排他性に。そしてそれがうざかったんじゃない? (略) 私が何が嫌いって、今この日に蔓延しているミョーチキリンな昔はよかった『ノスタルジー』である。なんか「ノスタルジックナショナリズム」ってかんじがします。今われわれ。 僕も同感。「三丁目の夕日」シンドロームというやつですか。 上のエントリにも引用されている産経新聞の記事の様な、「世話好きのおばさん」や「ご隠居さん」の話って、子供の安全の絡みの話でよく出てくるね。で、その後は大概「世話好きのおばさんが声を掛けてくれた、地域共同体が残っていた昔はよかった、地域の結束が必要だ」という話になる。 でも、「子供に声

    空想的共同体主義 - opeblo
  • 行政へのネオリベ的視線 - opeblo

    この人要らないんじゃないか - 猿虎日記(さるとらにっき) 何の効率性か - モジモジ君のブログ。みたいな。 公営駐輪場にいる御老人の話が出てきたけど、公営の駐輪場ってシルバー人材センターが運営を請け負ったりすることが多くて、御老人への報酬もお小遣い程度(パート並み)なんですよね。 僕は、公営駐輪場については御老人への報酬も低額だし、退職後の御老人への社会参加、生きがい・健康対策という高齢者福祉施策の面が強いと思っていたので、猿虎さんの記事のコメント欄を見て、皆さんの行政の「効率」に対するネオリベ的視線の強さに少し驚きました。 もちろん行政の活動には非効率的な面が多くあるし、責められてしかるべきなんだけど、ネオリベ的視線が強いあまり、その施策が有する他の要素が見落とされてしまいがちになったり、また過剰に「効率性」が持ち出されてしまいがちになったりする面がある様にも思います。 公営駐輪場の例

    行政へのネオリベ的視線 - opeblo
  • 歴史への参入容易性 - opeblo

    http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20040303さんの2004年3月3日の記事。 まあ、知らんけど、歴史的な態度ではあるかもね。でも、歴史学的な態度ではないよね。しかし、歴史学の素人の癖に、わかった口ききやがってさあ。こういう人は日特有の問題かというとそうでもないらしいね。 たとえば社会史研究はどうしても専門家以外にはわかりにくいというのはある。…いや、待て、よく考えたら学問って普通そういうもんじゃん。 当にいつも歴史学の研究成果と全く正反対の言論がそれこそ「歴史の真実」の様に語られたり、研究成果を踏まえてもいないのに、色々と歴史について知ったような御高説を仰る人達を見ることが多くて、(いい加減な学生だったけど)史学科卒の身として、「歴史学の軽さ」に脱力感を感じてしまう。 id:hokusyuさんの記事を読んで、そういった「歴史学の素人の癖にわかった口をきく

    歴史への参入容易性 - opeblo
  • opeblo:学界の周縁で反動を叫ぶ

    宮台真司さんの、つくる会やアンチ・ジェンフリなどの「バックラッシュ」に関する分析。 http://www.miyadai.com/index.php?itemid=335 宮台さん曰く、日的な「インテリ・亜インテリ・大衆」の構造の中で、ルサンチマンを持つ亜インテリが、代替的な地位獲得を目指して政治権力者や経済権力者と結託し、リベラル・バッシングによってアカデミック・ハイアラーキーの頂点を叩くことにより、戦後のインテリの頂点であった丸山真男の影響力を台無しにさせ、今また「流動性不安」と絡んで、ジェンフリや外交問題等で、リベラルなものに対してバックラッシュを起こしているとのこと。 宮台さんは、「何の怒りもありません」と言っているけど、「亜インテリ」を語る際の表現がどきつくて笑ってしまう。「亜インテリとは、論壇誌を読んだり政治談義に耽ったりするのを好む割には、高学歴ではなく低学歴、ないしアカデ

    opeblo:学界の周縁で反動を叫ぶ
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/03/18
    大方同意。自分も昔は小林よしのりなんか読んで感動するような人間だったので、一ターン変わればネットウヨクもサヨクに転向するだろうと思う。それ自体はあまり脅威には感じないんだよなあ。
  • 「国家や歴史に自信を持てない者は自分にも自信が持てない」論 - opeblo

    田由紀さんのブログから、松原仁衆議院議員の発言。 http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20060301#p1 身近な例では、「自国の旗を掲揚してはいけない」とか「国歌を歌ってはいけない」と教育された子供が、果たして国家に対して自信を持つだろうか。国家に対して自信を持たない子供が、自分に対して自信を持つだろうか。教育の根問題にはそれがあり、ニート問題につながると私は思います。 もはや聞き飽きた感のある「国家や歴史に自信を持てない者は自分にも自信が持てない」論。 この「自分の国家に自信を持てるから、自分自身に自信を持てる」的主張って、「僕のパパは金持ちだから(自分の家に自信をもてるから)、僕は凄い(自分自身に自信をもつ)」というスネオ的自慢と、どれだけ違いがあるのかと思う。 この手のスネオ的自慢って、「お前のパパは偉いかもしれんが、だからといってお前自身は偉いわ

    「国家や歴史に自信を持てない者は自分にも自信が持てない」論 - opeblo
  • 安倍晋三氏が大喜びしそうな記事 - opeblo

    はあちゅう嬢の大話題の記事。 http://blog.livedoor.jp/springflavor122/archives/50165246.html 「ライブドア問題は教育が悪いからだ」とのたまった安倍晋三氏が読んだら大喜びしそうな記事だけど、中国教育をモデルにしてしまっているから駄目だな。安倍氏的にはイギリスのサッチャー教育改革とやらをモデルにするのが正しい姿です。 彼女のこの文章は、 2006-02-24さんとか、 http://d.hatena.ne.jp/bloodhound/20060223#p1さんとか、 2006-02-23さんとか、 早速色々な所で、コピペ化されているけど、これって彼女の文体が洒脱だとかいう事よりも、どれだけ彼女の文章が入れ替え可能な言葉で作られた軽い文章だったかということの証左になってしまっているよね。これだけ容易にコピペ化されているのを見ると。

    安倍晋三氏が大喜びしそうな記事 - opeblo
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/02/24
    『「みんなが楽に適当に生きることができる社会」ってむしろ理想の社会じゃないかと思うんだけど。ハイテンションを要求される社会は勘弁だな。』
  • 左翼陰謀論の極北 - opeblo

    月刊「致知」2月号 今まで知らなかったけど月刊「致知」という雑誌があって、その2月号で渡部昇一氏と中川八洋氏が「なぜ女性・女系天皇ではいけないのか」をテーマに特別対談をしている。 その内容が、日会議首都圏地方議員懇談会のブログで紹介されているけど、今までから右派の男系天皇論者から何回か聞くことの出来た「女系天皇は左翼の陰謀」だという左翼陰謀論の極北に位置する内容だった。 彼らによると、皇統断絶による天皇制自然消滅のシナリオは、共産党が1970年初頭から、30年かけて準備し、狡智に構成してきたもの。小和田家の家系から見て内親王の誕生しか期待できないと予測し、愛子さんが誕生して以降、内閣法制局の共産党系法律事務官に命じて女性・女系天皇制度導入の動きが格化したらしい。当然、今回の有識者会議メンバーも、この内閣法制局の共産党系が選んだ「天皇制廃止のプロ集団」とのこと。 また、「男系男子のみ神武

    左翼陰謀論の極北 - opeblo
  • 1