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ブックマーク / rna.hatenadiary.jp (13)

  • 「デマ」とつきあうために(その2) - rna fragments

    前回の記事に応答がありました。 前エントリに関連して。応答と補足 - mitsu_bcの日記 「人格と言論とは分離すべきである」などと「べき論」を繰り返して、表現をソフトにする程度の配慮もしないことは、言論に親しまない人にとってあまりに不親切であり、また良くない結果を招きかねない行為ではないでしょうか。 前エントリに関連して。応答と補足 - mitsu_bcの日記 ここでの「表現をソフトにする」は文脈から(罵倒するなみたいな話ではなくて)専ら「デマ」という強い否定の言葉を使わない、という意味に解釈した上でお返事します。 ソフトな対応の効果は期待できるのか 確かに可能性としては「良くない結果を招きかねない」とは言えるでしょう。でもそれはどのくらい蓋然性があるのでしょうか。 つまり「デマ」認定したためにその人が余計にデマを流すようになったが、その人は「デマ」認定しなければデマを流さなくなってい

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  • 【ゼロ+ゼロは】菅野優香子さんのライブにいってきたよ【無限大】 - rna fragments

    ライブをやるよというブログの告知に脊髄反射で反応して予約入れたものの当日夕方に客先ミーティングが入って開演に間に合わず途中から入ったら、なんか作業着のおじさんがステージで「また派遣…」「自由を謳う搾取の美酒は…」とか歌ってるんですよ。なんなんですかこれは? *1 それはまあいいとして。どうも事務所(メインキャスト)の若手を集めたライブのようです。撮影OKとのことだったので Xacti を取り出してカメラテストをしつつ見ていると次の次くらいに優香子さん登場。 1曲目の「VOICE」はバラード曲。優香子さんの声はブログで朗読するのを聞いたことがありましたが、歌ははじめて。ちょっとアニメ声入りつつも透明感のある声でいいですね。歌唱力もなかなか。 2曲目の「INFINITY」はアイドルっぽいラブソングで、かわいいフリも入ります。恋愛ステータスゼロ同士の二人が恋に落ちて大丈夫なのか? ゼロとゼロを足

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  • ヘイトスピーチへの法規制について - rna fragments

    東浩紀氏の発言をめぐる一連の騒動について、東氏を擁護するという文脈で欧州でヘイトスピーチへの法規制が進んでいるという話が出てきた。 SFでもなんでもなく、端的な事実として、現代のヨーロッパでは、ヘイトスピーチへの法規制が進んでいる(ナチズムの記憶のあるドイツに限定された動きではない)。「公共空間の言論」から、特定の形の主張を「平等と反差別」のための「市民的合意」として、国家権力をもって排除するということである。もちろん、ヘイトスピーチというものは、特定の属性を持った人的集団の排除を扇動するものであり(これは、イギリスのCriminal Justice and Immigration Act 2008において、ヘイトクライムについて1986年からの人種に基づく嫌悪、2006年からの宗教に基づく嫌悪に、性的指向に基づく嫌悪が追加されたさいに、同性愛行為などへの批判は含まれず、あくまで同性愛「者

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  • 歴史修正主義は誰のせい? - rna fragments

    正月に書いたエントリ歴史修正主義の手口についてにコメントがありました。ブクマが増えてたりするけどどっかに貼られました? 以下 TT さんのコメントに対するお返事。 例えば、原爆や東京大空襲を否定するアメリカ人はいません(いるのかもしれませんが、少なくともそう言うにはお目にかかった事がないです。正しかったという人はいますが)。 歴史修正主義の手口について - TTさんのコメント それは当たり前で、そもそも原爆投下は世界にその軍事力をアピールするためでもあったわけだし、原爆開発に参加した科学者たちも誇りを持ってやっていたわけです。事実自体を否定する動機がありません。だから原爆や空襲についてはその正当性が争点になります。*1 一方で南京事件は当時にあってすら不祥事だったのです。報道規制もあり戦時中は国民にはほとんど知らされませんでした。慰安婦にしても軍隊内では公然のものとしても、内地の国民には

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  • 凶悪犯罪の新聞報道はあまり増えていないかもしれない - 児童小銃

    「少年犯罪報道」の急増について (荻上式BLOG) に、少年犯罪は実際には増えていないにも関わらず少年犯罪報道は急増しているため市民の不安があおられているという話に関連して、報道の量に関する統計がいくつか紹介されていた。 その一つに浜井浩一氏が調査した統計がある。これは朝日新聞の記事データベース(朝日DNA, 現在の聞蔵)から「凶悪 AND 殺人」で検索してヒットする記事数をグラフにしたもの。ソースは以下の論文(全文PDFあり)。 日の治安悪化神話はいかに作られたか : 治安悪化の実態と背景要因(モラル・パニックを超えて)(I 課題研究 日の治安と犯罪対策-犯罪学からの提言) この統計に対して id:gerlingさんが疑義を表明した。 聞蔵を見たわけじゃないからはっきり言えないないんだけど、けっこうな割合でグラフの数字が怪しいんだけど。これ、id:sjs7くんが気づいた件と一緒じゃな

    凶悪犯罪の新聞報道はあまり増えていないかもしれない - 児童小銃
  • パトリシア・スタインホフ『死へのイデオロギー』 - rna fragments

    わりと最近のことだけど重信房子に萌え、じゃなくて興味があって、60年代の学生運動のことを調べようと思い、手始めに表題のを読んでみた。約330ページある文の最初の40ページくらいが岡公三へのインタビューでこれが目当てだったのだけど、メインテーマの連合赤軍の同志粛清事件の話が興味深かった。 僕はこのあたりの歴史の知識が全然ないのだけど、粛清事件は閉鎖空間で疑心暗鬼になってスパイ容疑をかけられた人が拷問され殺された、と何処かで読んでそう思い込んでいたのだが、どうもそれは違うらしい。スタインホフの主張は、こう要約すると語弊があるかもしれないけど、山岳ベースがブレーキなしの自己啓発セミナーみたいなことになってたのではないかというもの。 リーダーの森恒夫は山岳ベースに入ってまもない頃、革命戦士は個人の内面から「共産主義化」される必要があり、個人個人の内面的な弱点を集団的に検証することでそれを達成

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  • 宮台真司の女装写真について - rna fragments

    先日、ひょんなきっかけで「宮台+女装」でググっていたら 発掘。(成城トランスカレッジ!) ちょwwwまwwww 「探していた女装写真は見つからなかった」とのことですが、まぁ、あんなのスキャンしてうぷする人もなかなかいないだろうなぁ。週刊宝石の切り抜きは押入れを捜索したら出てきそうですがの抗議の座り込みに阻まれて捜索しきれませんでした。 あのシリーズは宮台氏の分も含めて『たまゆら』という写真集になっていますが絶版状態のようですねぇ。アマゾンで古は出回っているようですが。 追記: 発掘しますた これが問題の写真です。。。*1 モデル:宮台真司 / 写真:神藏美子「WHO'S WHO? 宝石女装館」『週刊宝石』1997年9月18日号 ちなみに『たまゆら』の方ではこの女子高生バージョンの他に(淫乱な?)人バージョンも載っているそうですが僕は未見です。 追記: 後日談について この写真は当時け

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  • FPS ヤバイ、マジヤバイ - rna fragments

    戦争における「人殺し」の心理学』ISBN:4480088598の第八部でグロスマンは、なんとテレビゲームの悪影響で子供が暴力的になっていると主張しています。 どっかで聞いたような話ですが、さすがに「テトリスが殺人訓練になる」とかいう話ではなく、主に FPS のような人型の標的を撃つようなゲームが有害と主張してます(そしてマリオブラザーズは無害とも)。要するにこのようなゲームは現代的な軍隊や警察の訓練とよく似たオペランド条件付けとして作用し、しかも軍隊の訓練では必須の「命令がなければ発砲しない」という条件付けが行われないので最悪じゃないかという主張です。 また、暴力肯定的な映画やドラマが間違った役割モデルを与えること、特に父親のいない家庭ではメディアに登場するバイオレンスヒーローが父親がわりになってしまうことを危惧しています。 なるほど、と思う部分もありますが、銃による実際の犯罪が訓練でた

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  • 疑似科学の件 - rna fragments

    駝鳥さんに返事を書こうと思ってるうちにタイミングが。。。 この件をとりあげたgachapinfan さんのところで議論が続いているようです。 ちょっと余裕がないので、僕の言い足りなかったことをある程度補完してくれるような文章を紹介してお茶を濁します。 「One Voiceを前提にしてはいけない−がん補完代替医療の評価問題の記事を読んで−」(中西準子: 雑感) 中西氏のこの文章、全体としては swan_slab さんが主張するような市民による選択を大事にしようという話なんですが、その前提条件として明らかなトンデモはきっちり排除しようとも言っています。 専門誌にアクセスできる人は少ないし、“科学的に証明された”“効果が明らかになった”と断言する医学博士が登場するのはしばしばであるから、そういうデタラメを排除することは大事だし、それは科学者コミュニティの責任である。 こういうことが証明されている

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  • 再配分 - rna fragments

    障害についてちょっと意識調査というか、クイズです(*minx*) 最初は差額について当事者と行政で三方一両損みたいなのを考えてたのだけど、満員電車に揺られてるうちに考えが変わった。これは通常料金でいいと思う。 まず、貸し切りサービスの特別料金を取るのは間違いだろう。事業者側の手間は特別なサービスと一緒かもしれないけど、車椅子の客から見れば通常の旅客輸送と同じ品質のサービスだから、座席を取り外す手間はいわゆるサンクコストではないか。 とはいえ、事業者側に余計にコストがかかるのは事実。そのコストを誰がどれだけ負担するのが上手いのか、ってのがこのクイズのキモだと思う。 サービス業の場合、元々事業者にとって割に合う客と合わない客を公平に扱わなきゃいけない事態なんていくらでもあるわけで、多少の事は通常料金に折り込んでしまうのだけど、多少の事では済まない場合は東横インみたいなことが起こってしまう。 こ

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  • 児童小銃 .456 - 『ネットランナー』にはまちちゃんインタビュー

    4月号 p164 に「こっそりやってもつまんない!「はまちや」氏はセキュリティ専門家 2.0?」と題して*1はまちちゃん(id:Hamachiya2)へのインタビューが載っています。 脆弱性を攻撃する動機は啓蒙活動というわけではなく「ただ面白いからやっているだけ」とする一方、こんなことも。 それにもし啓蒙活動だとしても、システム管理者にこっそり連絡して、こっそり直してもらうのは、あまり意味がないと思うんですよ。それって初心者ユーザーには肝腎の所は隠しておくってことだから。どうして隠す意味があるのか、よく分からないな。だって隠したままじゃ、初心者は何も知らないままで問題のあるソフトやサービスを使い続けることになるわけじゃない。あとになってからアナウンスするなんて、すべてを「対岸の火事」にしたがってるみたい。 とはいえ、手加減はしてるんだとも。 あ、これがもし「他人の銀行口座にこっそり侵入して

    児童小銃 .456 - 『ネットランナー』にはまちちゃんインタビュー
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/03/14
    実際にセキュリティーの穴を動かすことで比較的軽症のかたちで危機管理を切迫に感じられるという側面はあるかも。
  • 人が死ぬということ - rna fragments

    別に何かあったわけではなくて、[id:rna:20060215:p2] への反応に対するお返事。いや、返事になってるのかどうかよくわからないけれど。 街中に人間の死体(水平線を目指して) について。 目の前の死体のインパクトというのは確かに凄まじいものがある。あのビジュアル、あの臭い、群がる昆虫。しかし、瞬時に襲いかかる生理的な嫌悪感は、むしろ「死の意味」への想像力を速やかに奪い去ってしまう。さらに一瞬の後に意識に浮かんでくるのは「死の意味」というよりはむしろ「生の無意味」。あの「あなたが大切だ」という広告が訴える「関係性の喪失としての死」からはほど遠い感覚。目の前の死体が親しい人のそれの場合は二つの感覚に引き裂かれ苦しむ事になるのだろうか。 hoshikuzu さんのコメントについて。 女性の会話には正解があるらしいという話もあるけど、嘘でもいい、ロールプレイングで癒されたい、という気持

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  • 紗綾「気持ち悪い」問題 - rna fragments

    トラバ来てますがお返事はまた後ほど。すみません。ところで今まで知りませんでしたが「気持ち悪い問題」というのもあったんですね。 かつてのハリケーン、再び (癒しを求める小さき魂) 検索してたら「あれは番組の都合で言わされてたんだ!」とか言ってる人がいたりして。。。認知的不協和? 夏エヴァのラストの「気持ち悪い」をむりやりハッピーエンドに解釈しようとした人がいたのを思いだした。 いや、普通に気持ち悪いでしょ。親御さんも大弱りですよ。 今、コミケとか同人誌系のイベントの参加者には30代男性がとても多い。まさに晩婚化の影響であると思います。たとえば13〜14歳のグラビア・アイドルの地方営業イベントがあると、30代男が大挙してカメラ持って押しかけていったりする。そうするとアイドルの親御さんたちが、気持ち悪がるわけですよ。「いったいこれは何なんですか」と。 上野千鶴子との対談にて宮台真司談。『データブ

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