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書評に関するnishi19のブックマーク (488)

  • リニアからサイクルへと“回帰”する「モノの流れ」 ~『サーキュラーエコノミー実践』書評 - パナソニック コネクト

    気象や生態系など自然界の循環システムにならう 前回の記事では、『サプライウェブ 次世代の商流・物流プラットフォーム』(日経済新聞出版)を基に、情報やモノの流れが「リニア(直線)」から「ウェブ(クモの巣)」に進化しつつあると論じた。 だが、モノの流れに関しては、もう1つ、興味深く、そして私たちの未来に大きく影響する「変化の兆し」がある。「リニア」から「サイクル(循環)」への変化だ。 これは「変化」というより「回帰」といった方が良いのかもしれない。自然界がサイクルで成り立っているからだ。気象や生態系のことである。もっともシンプルなのは、地上に降り注いだ雨がやがて蒸発し、上空で雲を作り再び雨を降らすというサイクルだろう。 『フォース・ターニング【第四の節目】』(ビジネス社)という書籍では、人類が数千年をかけて「混沌(カオス)」→「循環的(サイクル)」→「線的(リニア)」というように「時間の流れ

    リニアからサイクルへと“回帰”する「モノの流れ」 ~『サーキュラーエコノミー実践』書評 - パナソニック コネクト
  • 書評「宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話」(長尾彰)|西原雄一

    僕はずっと違和感をもっていたことがありました。それは、僕が普段書いているサッカーのレビューについてです。 幸い僕のレビューは、多くの人に読んで頂いています。ただ、他の人が書いているレビューと、僕が書いているレビューはどうも違う。その違いが、僕の中では言葉にできず、上手く理解できず、もがいていた時期がありました。 最近のサッカーのレビューは、フレームワークを採用しつつ、選手の動きを元に戦術を分析していくレビューが流行りなのですが、僕はレビューを書く時、フレームワークは極力使わないし、戦術の分析はあまり書かない。他の人のレビューとは注目している観点が違うのですが、どう違うのかが説明できない。そんな、モヤモヤした時期がありました。 モヤモヤした時期を抜けたきっかけは、ひょんなことから、組織開発ファシリテーターの長尾彰さんにお会いしてからです。長尾彰さんに「チームビルディングやファシリテーションに

    書評「宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話」(長尾彰)|西原雄一
  • 書評「物語論」(木村俊介)|西原雄一

    物語を書く人はどんなことを考えて書いているか、物語を作らせる人は、どんなことを考えているか。音や絵に込めた物語を作るとき、どんなことを考えているのか。 書は、村上春樹、島田雅彦、伊坂幸太郎、重松清、弘兼憲史、かわぐちかいじ、荒木飛呂彦、杉博司など、各分野で活躍する17人の創作者が語るそれぞれの「物語論」についてインタビューし、考え方をまとめた1冊です。 物語は「書き写すこと」から始まる。 伊坂幸太郎と村上春樹。2人は現代の日で最も小説が売れる2人と言っても過言ではありません。そんな2人が共通して行なっていたことがありました。それは、「書き写すこと」です。 村上春樹は小説を書くだけでなく「キャッチャー・イン・ザ・ライ」などの翻訳を行うことでも知られていますが、書の中で小説の翻訳についてこのように語っています。 翻訳って究極の精読なんですよ。一字一句を揺がせにできない中で熟読するので、

    書評「物語論」(木村俊介)|西原雄一
  • 書評「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」(北野 唯我)|西原雄一

    note公式オフ会で知り合い、その後も連絡を取り合っているワンキャリアの寺口さんに教えて頂き、読んでみました。 書の内容は以下のブログに書かれたことが基になっています。 僕もこのブログは読みました。世の中の人間を大きく「天才」「秀才」「凡人」に分け、関係性を説明した上で、なぜ天才が生み出そうとするイノベーションが失敗する理由を説明したこのブログは、30万以上のPVを記録したそうです。 書「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」は「転職の思考法」という書籍で、転職に必要なスキルを解き明かした北野唯我さんが、基になったブログの内容をストーリー形式でまとめています。 このnoteでは「天才」「秀才」「凡才」の定義などは説明せず、を読んだ感想を書きたいと思います。 なお、僕は過去に北野唯我さんが登壇したイベントを聞きにいったことがありました。 セルフコーチングは「天才」も「秀才

    書評「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」(北野 唯我)|西原雄一
  • 書評「すいません、ほぼ日の経営。」|西原雄一

    僕は、ほぼ日刊イトイ新聞の熱心な読者だと思います。毎日11時を過ぎたら「ほぼ日刊イトイ新聞」にアクセスし、更新されたコンテンツを確認しています。 ほぼ日刊イトイ新聞は2018年に創刊20周年を迎え、ほぼ日刊イトイ新聞を運営する「株式会社ほぼ日」は、2017年に東証ジャスダック市場への上場を果たしました。 他のメディアや企業には思いつかないアイディア、社員(ほぼ日では「乗組員」と表現します)がいきいきと働く姿、そしてほぼ日刊イトイ新聞でしか読めないコンテンツを読みたくて、多くのファンが毎日11時を過ぎたらほぼ日刊イトイ新聞にアクセスしていると思います。僕もそんな1人です。 「ほぼ日の塾」に参加した時に聞いたのですが、ほぼ日刊イトイ新聞はトップページへのアクセスがサイト全体で一番多いのだそうです。 Webサイトのアクセス解析を行うと、検索エンジンが発達した影響で、トップページではなく、読みたい

    書評「すいません、ほぼ日の経営。」|西原雄一
  • 書評「マイケル・ジョーダン 父さん。僕の人生をどう思う?」|西原雄一|note

    僕がバスケットボールに興味をもったころ、誰もが彼の名前が入ったバスケットボールシューズを履きたがった。バスケットボールシューズの名は、「AIR JORDAN」。バスケットボールを始めた人たちは、このシューズを履いて、彼のようにプレーしたがっていた。 彼の名前は、マイケル・ジョーダン。舌を出しながら空を飛ぶように決めるダンクシュート、相手を手玉に取るドリブル、そして勝敗を決めるシュートを次々としずめる「勝者」としての姿に、人々は熱狂しました。ナイキだけでなく、ゲータレード、マクドナルドといった企業がマイケル・ジョーダンをCMに起用したという事実からも、マイケル・ジョーダンがいかに時代のアイコンだったかが分かります。1990年代のアメリカを語るときに、マイケル・ジョーダンという人物を外すことはできません。 書「マイケル・ジョーダン 父さん。僕の人生をどう思う?」は、マイケル・ジョーダンの人生

    書評「マイケル・ジョーダン 父さん。僕の人生をどう思う?」|西原雄一|note
  • 書評「プロ野球死亡遊戯」(中溝 康隆)|西原雄一

    今はなくなってしまった「スポーツナビブログ」でダンドツの人気をほこり、文春オンラインの「文春野球コラムペナントレース」では2017年ではセ・リーグの人気1位となり、2018年もダントツの1位を走る人気スポーツライターとなった、「プロ野球死亡遊戯」こと、中溝さん。 僕はあまりブロガーのコラムは(サッカーに限らず)読まないのですが、「プロ野球死亡遊戯」は毎回更新を楽しみにしてました。 書「プロ野球死亡遊戯」は、ブログ、Webメディアなどに掲載された、著者のコラムを1冊にまとめた書籍です。音楽に例えるなら、「ベスト盤」と言ってもよい作品です。 僕は、著者の文章の特徴は主に3点あると思ってます。 プロ野球選手も一人の人間である1つ目は、「プロ野球選手も一人の人間である」ということを、2010年代の文体で書いたことです。 これまでも、山際淳司さん、永谷修さんなど、プロ野球選手の人間像を描いてきた作

    書評「プロ野球死亡遊戯」(中溝 康隆)|西原雄一
  • 書評「6月の軌跡―’98フランスW杯日本代表39人全証言」(増島みどり)|西原雄一

    1998年のFIFAワールドカップフランス大会で、日本代表は初出場を果たします。そして、1998年当時の選手やスタッフ39人に取材し、39人の声を克明にまとめた書籍がありました。それは、「6月の軌跡」という書籍です。 スポーツジャーナリストの増島みどりさんが書いたは、こうしたにありがちな、刺激的な発言や、批判、独白といった要素は一切ありません。ただただ淡々と、大会期間中のことを、39人それぞれの言葉で語り、振り返る。そんな書籍です。発売された当初購入し、何度も読みました。 そして、フランスワールドカップから20年経った2018年、「6月の軌跡」の続編「日本代表を、生きる。 「6月の軌跡」の20年後を追って」という書籍が発売されました。タイトル通り、「6月の軌跡」で取り上げた選手やスタッフ39人に取材し、現在の姿をまとめた書籍です。 「日本代表を、生きる。 「6月の軌跡」の20年後を追っ

    書評「6月の軌跡―’98フランスW杯日本代表39人全証言」(増島みどり)|西原雄一
  • 書評「日本代表を、生きる。 「6月の軌跡」の20年後を追って」(増島 みどり)|西原雄一

    1997年のフランスワールドカップ最終予選の初戦、ウズベキスタン戦を観に行ったときの事を、僕は忘れません。 薄暗い照明の中で、日本代表のコールリーダーは「どんな事があっても、日本代表をサポートし続けよう」とサポーターに語りかけました。選手が入場する前、サポーターに手渡された紙吹雪を手に持ち、選手が入場した瞬間に一斉に空にまいた瞬間、僕は「戦争が始まるみたいだ」と感じたのを覚えています。 ホームでの韓国戦の逆転負け、監督解任、ホームのUAE戦の引き分けの後には、選手バスをサポーターが取り囲み、椅子を投げたりする人もいました。予選中に「10番をつける資格はない」と批判され続けた名波は、これまで全ての試合を観続けていた母親から、アウェーの韓国戦の前に「韓国戦には行かない」と告げられます。ギリギリまで追い込まれた名波は「自分のやりたいようにやろう」と開き直り、韓国戦では先制点を挙げる活躍を披露しま

    書評「日本代表を、生きる。 「6月の軌跡」の20年後を追って」(増島 みどり)|西原雄一
  • 書評「バスケットボールの教科書4 指導者の哲学と美学」(鈴木 良和)|西原雄一

    書「バスケットボールの教科書」は、バスケットボールというスポーツを、「技術」「戦術と戦略」「チームマネジメント」「指導者の美学と哲学」という4冊に分けて、バスケットボールというスポーツを改めて定義し直した書籍シリーズで、書は「指導者の美学と哲学」について定義した書籍です。 指導者の美学と哲学が現れる「どう勝つか」2012年シーズン途中から2016年シーズンまで川崎フロンターレの監督を務め、2017年から名古屋グランパスの監督を務める風間八宏さんは、常々「どう勝つか」「どう勝つことを目指すチームなのか」を繰り返し語っていました。 ただ相手に勝つのではなく、どう相手に勝つのか。風間さんは「どう」のところがチーム作りで大切で、この「どう」のところを疎かにすると、チームは簡単に崩壊してしまう事を、繰り返し語っていました。 書で定義している「指導者の美学と哲学」とは、まさに「どう勝つか」の「ど

    書評「バスケットボールの教科書4 指導者の哲学と美学」(鈴木 良和)|西原雄一
  • 書評「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント」(帝京大学ラグビー部監督 岩出 雅之)|西原雄一

    書評「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント」(帝京大学ラグビー部監督 岩出 雅之) 先日、アメリカンフットボールの関西学院大と日大の定期戦で、関学大の選手が日大の選手に反則タックルをされて負傷するという出来事が起こりました。タックルが明らかに相手選手を傷つける目的で行われたように見えたという映像のインパクトだけでなく、選手に対して実行を指示したとされる、監督とコーチの発言や姿勢も問題視されました。さらに、日頃から「潰せ」「殺せ」といった言葉で試合前にモチベーションを高める、スポーツの現場の取り組みに対しても問題視する声を読みました。 タックルをした日大の選手が記者会見を行った日、僕はあるを読んでいました。それは、ラグビー大学選手権を9連覇中(2018年現在)の帝京大学ラグビー部を率いる、岩出雅之監督の著書「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する

    書評「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント」(帝京大学ラグビー部監督 岩出 雅之)|西原雄一
  • 書評「一緒に冒険をする」(西村 佳哲)|西原雄一

    僕が人に「おすすめのを教えてください」と聞かれた時、よく「自分の仕事をつくる」というをおすすめしています。 (こう書いて、「おすすめのを教えてください」と聞いてきた、フットサル日本代表の星翔太さんにこのをおすすめしていない事を思い出した。星さん、すいません。) 2003年に発売された「自分の仕事をつくる」は、仕事とはなにか。「いい仕事」はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。様々な人に訪ね回ったインタビューが収められているのですが、このに収められている内容に、20代前半の僕は衝撃を受けました。 「自分の仕事をつくる」には、「今の時代をどう生きるのか」「今の時代はどんな仕事をするべきか」「副業は是か非か」というような事は、全く書いていません。もっと、根的に、深く、「仕事」ということについて考えさせてくれるなのです。 著者の西村さんは、「自分の仕事

    書評「一緒に冒険をする」(西村 佳哲)|西原雄一
  • 書評「バスケットボールの教科書〈1〉 技術を再定義する」(鈴木良和)|西原雄一

    ずっと読みたかっただったのですが、図書館で借りれたので、ようやく読むことが出来ました。 書「バスケットボールの教科書」は、バスケットボールというスポーツを、「技術」「戦術と戦略」「チームマネジメント」「指導者の美学と哲学」という4冊に分けて、バスケットボールというスポーツを改めて定義し直した書籍シリーズで、書は「技術」について定義した1冊です。 「ファンダメンタル(基礎)」という言葉の意味に始まり、「シュート」「コーディネーション」「パス」「1on1」といった、バスケットボールというスポーツを構成する、1つ1つのプレーを丁寧に分解し、プレー毎に求められる技術を丁寧に説明しています。 技術の定義と、失敗の原因、そして改善させるためにチェックすべきポイント書には、具体的な練習メニューは1つも出てきません。書に書いてあることは、技術の定義と、失敗の原因、そして改善させるためにチェックす

    書評「バスケットボールの教科書〈1〉 技術を再定義する」(鈴木良和)|西原雄一
  • 書評「それからの僕にはマラソンがあった」(松浦弥太郎)|西原雄一

    僕は松浦弥太郎さんのエッセイが好きで、何冊も読み、松浦さんの仕事や生活に対する向き合い方を参考にしてきました。 松浦さんのエッセイには、ランニングに関する記述がいくつか登場するので、松浦さんがランニングをしていることは知っていました。しかし、なぜか、松浦さんのランニングに関するエッセイは、読んだことがありませんでした。 松浦さんは、なぜ走るのか。なぜ走るようになったのか。 書「それからの僕にはマラソンがあった」は、「走る」ことに関する、松浦さんのエッセイと、「Ekiden News」というメディアや、「オトナのタイムトライアル」というランニングイベントを主催し、ランニング好きに支持されている、西武司さんとの対談が収められた書籍です。 松浦弥太郎さんがランニングを始めたきっかけ書の「まえがき」を読んで、驚きました。なぜなら、松浦さんがランニングを始めたきっかけが、仕事によるストレスだっ

    書評「それからの僕にはマラソンがあった」(松浦弥太郎)|西原雄一
  • 書評「50mm」(高城剛)|西原雄一

    高城剛さんが、ちょっと変わった雑誌を発行した。その名も「50mm」。 「50mm」とは、高城さんが使っているレンズのこと。この雑誌は、高城さんが写真を撮り、原稿を書いて作られた雑誌です。 そして、書の特集のテーマは「大麻ビジネス最前線」。こんなテーマを選んだところが、高城さんらしいなと思います。(書で語られている医療大麻の効果については、Wiredでも語られていましたのでぜひ) 高城さんは書の冒頭に、こう書いています。 世の中、出版不況だそうだ。 雑誌は、毎月のように廃刊し、書店や出版社は日々会社を畳んでいる。 話を聞けば、ウェブサイトに読者は流れ、紙の雑誌が売れなくなったのが要因だというが、当にそうだろうか。 実は、雑誌は気がつくと読者よりも広告主に目が向き、内容がどんどん企業寄りになって、面白くないから読者は離れ、結果、広告主も離れていった。 つまり、雑誌が広告収入に依存してい

    書評「50mm」(高城剛)|西原雄一
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  • 書評「朱の記憶 亀倉雄策伝」-いま日本で事業家の上を行くデザイナーが果たして何人いるだろうか-(馬場マコト)|西原雄一

    まず、この作品を見て欲しい。 このポスターは、1964年に開催された東京オリンピックのポスターです。アスリートの躍動感、息遣いまで聞こえてきそうなこのポスターは世界的に大きな反響を呼び、戦争で大きなダメージを負った日の復興を世界に対して大きくアピールすることに成功しました。 このポスターのアートディレクターを担当したのが、アートディレクター亀倉雄策。東京オリンピックのポスター以外にも、グッドデザインのロゴマーク、長年愛されている明治のチョコレートのパッケージ、NTTのロゴマークを作ったことでも知られる昭和を代表するアートディレクターです。亀倉雄策が手がけた作品は、亀倉が作った事は知らなくても、広く多くの人に知られています。 書「朱の記憶 亀倉雄策伝」は、昭和を代表するアートディレクターだった亀倉雄策という人は、どのような生涯を歩んだのか、亀倉の仕事とともに振り返った1冊です。 「いま日

    書評「朱の記憶 亀倉雄策伝」-いま日本で事業家の上を行くデザイナーが果たして何人いるだろうか-(馬場マコト)|西原雄一
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