この記事では、業界関係者への取材で明らかになったネットマーケティング業界の「闇」についてレポートする。前回に引き続き「アフィリエイト業界の闇」だ。 提携ポイントサービスサイトの落とし穴あるマーケティング担当者が、アフィリエイトサービス事業者(ASP)に会員募集のプロモーションを依頼した。稼働初日から3000件、1週間後にはなんと2万件を超える会員登録を集めた。当初予定していた予算はオーバーしたものの、予想以上のアフィリエイトの威力に喜びを隠せない。 ところが、送られてきたレポートを精査しているとおかしなことに気づいた。ある特定のメディアからの会員登録が異常に多いのである。通常1日に50件程度の成果のはずのメディアなのに、2400件の成果を上げている日があるのだ。いくらなんでもおかしいとそのメディアをチェックしてみたところ、いわゆるポイントサービスを行っているメディアであった。そして自分が行
Facebookが4月15日に簡単なキーワード調査ツールとも呼べそうな機能の提供を開始していた。「簡単な」と書きながら、この「Facebook Lexicon」っていう新機能は、すでに世に出ている有料ツールの一部に比べると、よっぽど高度なものなんじゃないかと思えてきちゃったわ。このツールは、Facebookのサイト全体から「公開および限定公開の」のコーナーに書き込まれたキーワードを、書きこんだ人に関する個人情報を除いて集計するもので、検索できるのは1語のキーワードまたは2語からなるフレーズよ。そのキーワード/フレーズが実際に何回書き込まれたかという実数はわからないんだけど、「Google Trends」同じように、人気の変動やトレンドを示してくれるの。でも、統計データの正確さをかなり信用できるという点で、他の多くのキーワード調査ツールとは違っているわね。 ちなみに、積極的にデータを公開して
KLabは(KLabの基本的な情報は記事末尾を参照)、携帯電話関連の研究開発型企業として2000年に設立された。「技術でつくるモバイルの未来」と謳っていることからもわかるように、モバイル向けのさまざまなサービスモジュールを自社開発し、それらを組み合わせた受託開発とともに、汎用性の高いサービスを提供している。その他、自社提供サービスとしてコンシューマ向けのエンターテインメント系サイトも運営し、金融系プラットフォームも展開するなど、携帯サイト関連のビジネスにおいて大きく成功している会社だ。代表取締役社長 CEOの真田哲弥氏に、携帯ビジネスの動向や企業サイトの携帯対応についてのポイントなどを伺った。 ●編集部 いち早く携帯電話ビジネスに目をつけたきっかけはどこにあったのでしょうか。 ●真田 僕は1999年当時、アクセスというブラウザの会社の営業部門でNTTドコモの担当をしていました。当時アクセス
ファンコミュニケーションズは7月25日、2007年 8月1日から、「A8.net」利用の広告主向けに「A8LPO」を開始すると発表した。 「A8LPO」は、アフィリエイトプログラム運営代行サービス「A8.net」を利用してい る広告主向けのLPO(ランディングページ最適化)サービス。広告主のランディングページ(バナー広告やメール広告などから最初にリンクするページ)を分析し、成果の発生に効果的な導線を確保することで、コンバージ ョン率のアップを可能にする。 「A8LPO」では、広告主側のランディンページとして、表現内容や表示位置の異なる コンテンツを複数用意し、あらかじめ設定した比率に応じて表示し、どのタイプのランディングページでのコンバージョン率が高いかを実際に計測。ランディングページへの誘導元になるアフィリエイト広告素材ごとに、最適な高コンバージョンの ランディングページを自動的に表示さ
第0回 その気になった客を逃さないフォーム設計術 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) ウェブサイトの「ユーザビリティー」という言葉は、当たり前のように耳にする機会が増えてきた。しかし、その知名度の広まりとは裏腹に、「何をどうすれば成果に結びつくのか」「実践に落とし込むにはどうしたらよいのか」について具体的に取り上げられることは少ないようだ。 この連載では、主に「会員登録による顧客獲得を行う企業サイト」をモデルとして、想定される次のようなユーザー
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