トレンドマイクロは1月20日、「コロナ禍でクラウドの活用が進んだ」と答えた日本法人の割合は、28の国と地域の中で最下位とする調査結果を発表した。同社は「海外ではITの活用を投資と考えるのがスタンダードだが、日本にはコストだと考える法人が一定数ある」と分析している。 調査によると、新型コロナウイルス感染拡大を受け、クラウドの利用が「非常に加速した」「やや加速した」と回答した日本の法人は78.0%。世界平均の87.2%を下回って最下位となった。上位はイタリア(98.0%)、ブラジル(97.0%)、シンガポール(96.0%)、台湾(94.0%)、インド(93.0%)など。 国内外を問わず、クラウドを運用する上での課題は「一貫したセキュリティポリシーの設定と継続」(34.5%)、「修正パッチの適用と脆弱性の管理」(33.3%)、「トラフィックフローの保護」(同)などが挙がった。 関連記事 コロナ陽
![コロナ禍でのクラウド導入、日本は世界28カ国で最下位 「IT投資をコストと考えがち」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8fead3a24b9bd3c8b9406f5dd03035f35c5db5d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2101%2F20%2Fcover_news154.jpg)