米首都ワシントンのカフェで、チップの金額を提示するタッチパネル=5月(共同)レストランなどでのサービスに料金を上乗せして支払うチップ。日本人にはなじみの薄い習慣だが、米国では最近、接客をほとんど伴わないセルフレジの店にも拡大した。従業員に払う従来のイメージと異なり、タッチパネルを操作して支払うデジタル式の導入には、「心理的な脅迫だ」と消費者の間に困惑が広がっている。 米大リーグのパドレスが本拠地とする米西部サンディエゴのペトコパーク。ビールを購入した28歳の男性は、セルフレジで促された代金の20%のチップの支払いに応じながら嘆いた。 「誰にチップを払っているのか…」
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