暗号資産(仮想通貨)レンディングのセルシウス・ネットワーク(Celsius Network)の破産申請手続きの中で、米バーモント州金融規制局が提出した新たな書類から、セルシウスが2022年の暗号資産市場の低迷後からではなく、早くも2019年には実質的に破産状態にあったという衝撃の事実が明らかとなった。 セルシウスもすでに、捜査当局の調べに対し、「投資家たちに支払われていた利回りを支えるのに十分な収入を得たことは一度もなかった」と認めている。 今回の書類はさらに財政分析によって、「少なくともどこかの時点で、既存の(セルシウス)投資家に対する利回りがおそらく、新しい投資家の資産で支払われていた」と考えられると指摘しているのだ。 金融規制局はその言葉を使ってはいないが、これはまさに「ポンジスキーム」そのものだ。 つまり、CEOのアレックス・マシンスキー(Alex Mashinsky)氏による多く