【10月13日 CNS】アリババ系ネット決済プラットフォーム「螞蟻金融服務(アントフィナンシャル、Ant Financial)」は2日、同社が独自に開発したデータベースのOceanBaseが、TPC-Cデータベース基準性能テストの世界記録を打ち破り、前世界記録保持者であるオラクル(Oracle)の2倍の成績を獲得した。データベースで最も権威性のある国際的機構「トランザクション処理性能評議会(TPC)」が公式サイトで最新結果を報じた。 【関連記事】アリババのAI運用、毎日1兆回 世界の10億人にサービス TPC-Cは世界の主流コンピューターメーカーやデータベースメーカーが認める評価基準で、「データベース領域のワールドカップ」と称される。 中国工程院(Chinese Academy of Engineering)院士でコンピューター専門家である李国傑(Li Guojie)さんは「オラクルが9年
今日は、世界最大のEコマースマーケットプレイス、アリババのクラウド事業について、詳しく見てみたいと思います。 クラウド事業といえば、AmazonのAWSを思い浮かべる方も多いかと思いますが、AWSに相当するものが、アリババの、アリババクラウドと呼ばれる事業です。 オリンピックのワールドクラウドサービスパートナーにもなり、アリババが積極的に投資をしている分野です。サービス内容的には、AmazonのAWSとほとんど同じものが主要なサービスとして提供されていますが、アリババクラウドは、中国や東南アジアでシェアを伸ばしつつあります。 早速、直近の決算資料から、詳しく見ていきたいと思います。 四半期売上が約359億円でYoY+96% まず売上を見ると、2017年4月〜6月の四半期で24億元(約359億円)、YoY +96%と非常に大きな成長を見せています。 利益率がまだ−4%と、赤字のセグメントでは
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