ドイツ北部ホルトガスト付近の踏切を通過する列車(2018年2月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / dpa / Michael Bahlo 【2月14日 AFP】欧州連合(EU)が域内各国に課す大気汚染改善目標の達成に向けて、ドイツ政府が公共交通機関を無償化して道路の交通量を減らす案の検討に入ったことが13日、明らかになった。基準違反が続いていることへの危機感からとみられるが、自動車大国ドイツの思い切った対策は近隣諸国を驚かせている。 ドイツでは2年前にフォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正が発覚。ドイツ経済を支える自動車産業に対する怒りも爆発していた。 バルバラ・ヘンドリクス(Barbara Hendricks)環境・建設・原子力安全相は欧州委員会(European Commission)のカルメヌ・ベッラ(Karmenu Vella)委員(環境・海洋・漁業)への書簡の中で「わが国は