日立製作所は2022年12月6日、企業間取引SaaS「TWX-21」の新サービス「サプライチェーン最適化サービス」を提供開始した。デジタルツイン技術でサプライチェーンをサイバー空間上に表現。需給変動やサプライチェーン寸断といった変化に応じて、生産や出荷などの計画を自動立案する。日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット マネージドサービス事業部 デジタルサービス本部 主任技師の場家康雄氏は「店舗、代理店、倉庫などを多く抱えた複雑なサプライチェーンの最適化を可能にする」と、TWX-21が目指すダイナミックサプライチェーンの方向性を説明する。 従来のTWX-21は、購買と調達を中心にした企業間取引向け機能が主だった。サプライチェーン最適化サービスは2019年10月に単独で販売開始したもの。今回、これまでの生産、物流、販売などに加え、調達業務までカバーするように機能強化したうえでTW