日本IBMは5月22日、大量データ分析のための新製品「IBM InfoSphere BigInsights Enterprise Edition V1.1」(BigInsights)と、ストリームコンピューティングの新製品「IBM InfoSphere Streams V2.0」を発表した。 これら2つの製品は、“ビッグデータ”と呼ばれる多様化かつ頻発する膨大な量のデータをリアルタイムに高速分析することで、企業が競争力ある洞察を得ることを支援するためのものだという。 BigInsightsは、大規模データを効率的に分散処理し、管理するためのオープンソースソフト「Apache Hadoop」の技術を基盤とした製品。IBMリサーチの研究者200人以上によって4年にわたり研究され、企業がフォールトトレランスを実現できるように必要な機能を備えたとしている。 具体的には、大規模なクラスタ環境を簡易に