マレーシア・クアラルンプールインドネシア大使館に保護された、雇用主から虐待されたと訴えるインドネシア人メイドの手(2009年6月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / SAEED KHAN 【2月22日 AFP】インドネシア人メイドを殺害したとして、マレーシア人の女が21日、マレーシア北部ブキットメルタジャム(Bukit Mertajam)の裁判所に起訴された。被害女性は屋外で犬と一緒に寝ることを強要され、体は傷だらけだったという。 M・A・アンビカ(M. A. Ambika)被告(60)は、殺人罪で有罪判決が下れば死刑を言い渡される。事件を受け、メイドの虐待をめぐってかねて対立しているインドネシアとマレーシア両国間では緊張が高まっている。 20代のインドネシア人、アデリナ・ソウ(Adelina Sau)さんは今月、移民労働者保護団体に救出された翌日に病院で死亡した。ソウさん