ぺルー北部ワンチャコの遺跡から見つかった、儀式でいけにえにされたとみられる子どもたちの遺骨(2019年8月27日公開)。(c)AFP PHOTO / PROGRAMA ARQUELOGICO CHIMU 【8月28日 AFP】ペルー北部の海辺の観光地ワンチャコ(Huanchaco)で、先コロンブス期に栄えたチムー(Chimu)王国の遺跡から儀式でいけにえにされたとみられる子どもの遺骨227体が発掘された。同国の考古学チームが27日、明らかにした。一度に発掘された子どものいけにえの数としては史上最大規模だという。 子どもたちの遺骨はワンチャコのパマパ・ラ・クルス(Pamapa La Cruz)地区で昨年6月に初めて見つかり、以降発掘作業が進められてきた。 遺骨は海に面する形で埋葬されており、皮膚や髪がまだ残っているものもあった。考古学チームを率いるフェレン・カスティーヨ(Feren Cast