キューバのグアンタナモにある米海軍基地で連行される収容者(2006年12月6日撮影)。(c)AFP/Paul J. RICHARDS 【8月9日 AFP】米中央情報局(CIA)が2001年9月11日の米同時多発攻撃以降、拘束されたテロ容疑者に対して厳しい尋問を行っていた問題で、水責めや食事制限、鎖でのつり下げといった拷問方法の開発に関わったとして、心理学者2人の陪審裁判が9月に行われることが決まった。米ワシントン(Washington)州の連邦裁判所が7日、訴訟の開始を命じた。この問題で裁判が開かれるのは初めて。 CIAの施設に収容されていた3人の代理として、米国自由人権協会(ACLU)が訴えを起こしていた。うち1人は厳しい尋問の末、既に死亡している。 裁判が行われることになったのは心理学者のジェームス・ミッチェル(James Mitchell)、ブルース・ジェッセン(Bruce Jess