[モスクワ 6日 ロイター] ロシアのコロコルツェフ内相をかたる人物が、ツイッターにシリアのアサド大統領が死亡した可能性があるとの偽情報を投稿し、ロシア当局が慌てて否定する騒ぎがあった。 コロコルツェフ内相を名乗るユーザーは、駐シリア大使の話として、アサド大統領が「死亡したか、負傷した」ようだと投稿。これを受けて、ロシア内務省は情報が正しくないと否定し、その後、同じユーザーが「これは偽のアカウントだ」と明らかにした。
イスタンブール(CNN) 反体制派の活動家らを黙らせようと、拘束施設で拷問を繰り返すシリア政権――。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」が現地からの証言を基に、その実態を報告書にまとめた。 報告書は、シリア各地に点在する27カ所の拘束施設を特定。昨春以来の民主化運動で収監された活動家や、離反した元保安職員ら200人以上の証言を紹介している。 旧ソ連の体制を作家ソルジェニーツィンが告発した記録小説「収容所群島」になぞらえ、「拷問群島」のタイトルが付けられた。 ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究員によると、拘束施設では反体制派への見せしめや処罰として、拷問が組織的に行われている。「拘束されたり拷問を受けたりしている人の数はだれにも分からないが、ある活動家グループが調べた拘束者の名前は2万5000人分に上る」と同研究者は語る。 拷問体制の運営には軍や公安当局など、少なくとも4つ
パリ(Paris)のブリストルホテルで写真撮影に応じるシリアのアスマ・アサド(Asma al-Assad)大統領夫人(2010年12月11日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【8月3日 AFP】米ファッション誌「ヴォーグ(Vogue)」のウェブサイトに昨年掲載されたシリア大統領夫人を高く評価する記事「砂漠に咲くバラ(A Rose in the Desert)」を執筆したフランス版Vogueの元編集長が当時、「アラブの春」の発生を受けてこの記事の掲載中止を要請していたことを、今週の米誌ニューズウィーク(Newsweek)で明らかにした。 1990年代に仏版「ヴォーグ」の編集長を務めたジョアン・ジュリエット・バック(Joan Juliet Buck)氏によると、同氏は2011年1月14日にアスマ・アサド(Asma al-Assad)シリア大統領夫人を高く評価する3200単語の記
(CNN) シリアがトルコ軍戦闘機を撃墜した問題をめぐり、シリアのアサド大統領はトルコ紙とのインタビューで遺憾の意を表し、イスラエル機との誤認だったと釈明した。 3日付のトルコ地元紙ジュムフリエトによると、アサド大統領は6月22日の撃墜について「敵国以外の航空機には望まないことだ。特にトルコ機に対しては、撃墜しなければよかったと100%言える」と述べた。 大統領はさらに「われわれの兄弟であるトルコ国民を悲しませるようなことは、私にとっても喜ばしくない。相手がイスラエル機だったら喜んでいただろう」と語った。 大統領によると、撃墜されたトルコ機が飛来したルートは、過去3回にわたり、敵対国であるイスラエルの領空侵犯に使われていた。「あの方向から来る飛行機はイスラエル機と認識されるため、敵国機としての対応が取られた。トルコ機だったことは撃墜後に知った」という。 トルコは撃墜を受けて国境の部隊を増強
NATO、シリアを強く非難=トルコ機撃墜で声明 NATO、シリアを強く非難=トルコ機撃墜で声明 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)は26日、ブリュッセルで臨時の大使級会合を開き、シリアによるトルコ軍機撃墜事件への対応を協議した。会合後、NATOは撃墜を「許されない行為だ」と強く非難する声明を発表。ただ、シリアへの軍事介入の検討には踏み込まなかった。 声明は「同盟の安全は不可分だ」として、トルコとの連帯を表明。NATO当局者によると、NATOは今後も大使級会合を開くなどして事件の推移を注視していく。 一方、ラスムセンNATO事務総長は会合後、集団防衛の発動を規定したNATO条約第5条をめぐる議論はなかったと指摘。現時点でシリアへの介入は検討していないことを強調した。(2012/06/26-20:18)
6月24日、トルコ空軍のF4戦闘機が地中海沖でシリア軍に撃墜された問題で、トルコのダウトオール外相は、撃墜地点が公海上空だったとし、事前に警告もなかったとシリア側を非難した。ウィーンで3月撮影(2012年 ロイター/Leonhard Foeger) [アンカラ/アンマン 24日 ロイター] トルコ空軍のF4戦闘機が地中海沖でシリア軍に撃墜された問題で、トルコのダウトオール外相は24日、撃墜地点が公海上空だったとし、事前に警告もなかったとシリア側を非難した。北大西洋条約機構(NATO)は26日、トルコの要請に基づき問題を協議する。 ダウトオール外相は、22日に撃墜された戦闘機が武器を搭載しておらず、自国のレーダー試験のために単独飛行していたと説明。「シリア領から13カイリ(約24キロ)離れた公海上で撃墜された」と主張する一方、同機が撃墜15分前にシリア領空に短時間侵入していたことも認めた。
シリア・イドリブ(Idlib)県のMaaret al-Numanで、反体制派の自由シリア軍(Free Syrian Army、FSA)に協力する部隊を結成したシリア政府軍の離反兵たちとされる画像。動画共有サイトユーチューブ(YouTube)に投稿された動画から(2012年4月16日投稿)。(c)AFP/YOUTUBE 【4月17日 AFP】バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権と反体制派の間の停戦を監視する国連(UN)監視団の先遣隊が前日に到着したばかりのシリアで16日、政府軍が各地で反体制派に対する攻撃を行った。 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、北西部のイドリブ(Idlib)で政府軍と反体制派の戦闘で、少なくとも12人の民間人が死亡した。中部の都市ホムス(Homs)では政府軍の砲撃が続いた。 シリア人
シリア中西部の反体制派の拠点都市ホムス(Homs)のBab Tudmor地区で、政府軍の攻撃を受け逃げ惑う子どもたち(2012年2月25日撮影)。(c)AFP 【3月5日 AFP】「中世の戦場さながらの包囲攻めと大虐殺だ」――。シリア反体制派が拠点としていた中西部ホムス(Homs)で取材活動中、政府軍の砲撃で負傷し脱出した英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)の写真記者、ポール・コンロイ(Paul Conroy)氏(47)が2日、現地の状況をこのように語り、シリア政府を「殺人者だ」と非難した。 コンロイ氏は2月22日、ホムス市内でも特に激しい攻撃にさらされていたババアムル(Baba Amr)地区を取材中に政府軍の砲撃を受け負傷。28日にレバノン経由でシリアを脱出した。脚に2か所重傷を負ったほか、背中からは自分でも気付いていなかった7.6センチほどの爆弾の破片が摘出された。 ■「
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
シリア反体制派のウェブサイト「Sham SNN」に公開された、北西部バイダ(Baida)で手錠をかけられた反体制派デモ参加者を蹴る治安部隊の映像(2011年4月14日公開)。(c)AFP/SHAMSNN 【4月18日 AFP】シリア中部ホムス(Homs)近郊のTalbissehで17日、反体制デモで死亡した男性の葬儀の参列者に向かって治安部隊が発砲し、少なくとも4人が死亡、50人前後が負傷した。目撃者がAFPの電話取材に答えた。 シリアでは16日に新内閣が発足。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は同日、テレビ演説し、バース党設立の1963年に発効した非常事態法を1週間以内に廃止することを約束した。非常事態法は任意の個人を逮捕・尋問することを認めるとともに、集会などを制限している。 だが、反体制派はそれでは不十分だとして17日、北西部の港湾都市ラタキア(Lataki
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