シリア中部に位置するカルヤタインで、集まった親政府側の民兵ら(2017年10月22日撮影)。(c)AFP 【10月23日 AFP】(更新)シリア中部カルヤタイン(Al-Qaryatain)で今月、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がシリア政府部隊に同地を奪還される前に、体制側と協力関係にあると疑われた116人を殺害していたことが分かった。英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が23日、発表した。 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「ISは20日間のうちに、政府軍と協力関係にあったとみなした民間人116人を報復として処刑した」と述べた。 政府軍は21日、ISによって再び占領された中部ホムス(Homs)県のカルヤタインをおよそ3週間ぶりに奪還。ISは2015年に同地
シリア首都ダマスカスの東方に位置する東グータの病院で、深刻な栄養失調に苦しむ乳児(2017年10月21日撮影)。(c)AFP/Amer ALMOHIBANY 【10月23日 AFP】シリアの東グータ(Eastern Ghouta)で22日、肋骨が浮いて見えるほどやせ細った生後1か月の女児、サハルちゃんが息を引き取った。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権軍に包囲された壊滅状態のこの町では、子ども数百人が飢餓に直面している。 シリアの首都ダマスカス(Damascus)の東方に位置するこの地域は反体制派の支配下にあるが、2013年以降、アサド政権軍が厳重な封鎖体制を敷いており、人道支援団体からの援助はこれまでほんのわずかしか届いていない。 内戦6年目に突入したシリアでは今年5月、政権軍と反体制派のそれぞれの支援国の間で交わされた取り決めによって、東グータを含む4か所の「緊
<内戦が終わりに近づくシリアで、「国家内国家」の樹立に向けて動き出した西クルディスタン移行期民政局、通称「ロジャヴァ」。しかし、アメリカからも裏切られる時が近づいているのかもしれない> ロシア、トルコ、イラン、そして米国の関与のもと、停戦プロセスが粛々と進行し、武力紛争としてのシリア内戦が終わりを迎えようとしているなか、シリア北部を実効支配する西クルディスタン移行期民政局、通称「ロジャヴァ」(rojava、クルド語で「西」の意)は、「北シリア民主連邦」と称する「国家内国家」の樹立に向けて、行政区画法を制定し領土を主張、また9月から来年1月にかけて領内で議会選挙を実施することを決定した。 シリアからの分離独立をめざす動きとも解釈できるこの「賭け」の狙いはいったいどこにあるのか。 米国にとって対シリア干渉政策の橋頭堡、ロジャヴァ ロジャヴァは、内戦で衰弱したシリア政府に代わって、ハサカ県やアレ
外為市場で金利差収入を狙った円売りが改めて存在感を増している。短期売買を繰り返し値ざやを狙う投機筋のようにドルの上値を追いかけることはないが、下値ではすかさず買いを入れてくるスタンスで、円を歴史的な安値に押し下げる陰の主役となっている。その影響力から一部で「キャリー・モンスター(キャリー取引の怪物)」とも呼ばれており、将来の金利の方向性だけではなく、現在の水準に着目している点が特徴だ。
シリア・ダマスカス北郊にあるサイドナヤ刑務所の空撮写真を並べたコンボ画像。左は2010年3月に撮影、右は2016年9月に撮影したもので、敷地内に新しい墓が増えているとみられている。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル提供(2017年2月7日公開)。(c)AFP/Amnesty International 【2月8日 AFP】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が、シリアの首都ダマスカス(Damascus)近郊の刑務所で2011年からの5年間に、最大1万3000人の絞首刑が執行されたとする報告書を公表したことについて、シリアの司法省は8日、報告書は「完全な誤り」であると反論した。 国営シリア・アラブ通信(SANA)が伝えた司法省の発表によると、報告書は「全く真実ではない上、国際社会におけるシリアの評価をおとしめようと意図されたもの
シリア・アレッポ県の政権側支配地区で、反体制派の砲撃で破壊されたと伝えられる建物や車(2016年2月14日撮影)。(c)AFP/GEORGE OURFALIAN 【2月15日 AFP】トルコは14日、シリア国内のクルド系組織への新たな砲撃を実施した。シリア情勢をめぐっては同日、米国がロシアに対して反体制派への空爆停止を要求。関係各国が12日に合意した「1週間以内の停戦」の実現に暗雲が漂ってきた。 トルコは14日、米仏による砲撃停止要請を無視し、シリア北部アレッポ(Aleppo)県で攻勢を強めるクルド人組織とアラブ系組織の合同部隊に対し2日連続となる砲撃を実施。シリア政府の強い非難を招いた。 トルコのアフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相は、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相との電話協議で、シリア国内のクルド人組織、民主統一党(PYD)の戦闘員
9月末以降、ロシアのシリアへの介入はそのレベルを増幅しつつあり、米国などの反発が高まっている。 ロシアがシリアに軍を展開し始めたのは、8月半ばからであると言われている。ロシアサイドは、最初は、「シリアのアサド政府に対する補給、人員育成、国民向け人道支援」がその目的だと主張していたが、9月上旬にはロシア軍がアサド政権軍を支援するために戦闘に参加しはじめたという報道が出て、また9月半ばにはロシアがシリア国内の空軍基地に砲兵部隊とT90戦車7台を派遣したこと、またロシアが約1500人収容可能なプレハブの建築物を設置したとも報じられた。加えて、ラタキア近くに新規の航空基地も建設し、多くの戦闘機やヘリコプターも導入された。 そして、9月30日からロシアはシリア領内での空爆を開始し、日増しに攻撃のレベルは高まり、巡航ミサイルによるカスピ海からの攻撃やクラスター爆弾の使用までが報じられるようになった。ロ
シリアの首都ダマスカスでロシアの報道陣のインタビューを受けるシリアのバッシャール・アサド大統領(右、2015年9月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/SANA 【9月26日 AFP】シリア内戦の終結についてロシアと米国は「暗黙の合意」に達していると、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領の顧問ブーサイナ・シャアバン(Bouthaina Shaaban)氏が23日夜、シリア国営テレビのインタビューで語った。 シャアバン氏は「現在の米政権はシリア危機の解決策を見いだすことを望んでいる。この解決策に到達するため、米国とロシアの間に暗黙の合意が存在する」と述べた。 「今や米国は、ロシアはこの地域(=シリア)について深い知識を持っており、状況の評価も優れていると認識している」、「現在の国際情勢は緊張緩和に向かっており、シリア危機の解決に向かっている」(シャアバン氏) シ
シリア北部アレッポ(Aleppo)の病院で女性を診察する医師ら(2013年3月19日提供)。(c)AFP/HO/SANA 【5月6日 AFP】シリア問題に関する国連(UN)調査委員会のカーラ・デルポンテ(Carla Del Ponte)調査官は5日夜、シリアの反体制派が致死性の神経ガス「サリン」を使った可能性があると述べた。 スイスのラジオ番組のインタビューでデルポンテ氏は、「われわれが収集した証言によると、反体制派が化学兵器を、サリンガスを使用した」とし、「新たな目撃証言を通じて調査をさらに掘り下げ、検証し、確証を得る必要があるが、これまでに確立されたところによれば、サリンガスを使っているのは反体制派だ」と述べた。同氏は、調査委員会による調査は始まったばかりであることも強調した。 調査委員会は、6月に開かれる国連人権理事会(UN Human Rights Council)の会合に報告書を
江添亮 自由ソフトウェア主義者 C++ Evangelist C++標準化委員会の委員 ドワンゴ社員 C++11本を執筆した。 株式会社ドワンゴで働いている。 Mail:boostcpp@gmail.com Twitter:@EzoeRyou GitHub: https://github.com/EzoeRyou 江添亮のマストドン@EzoeRyou 筆者にブログのネタを提供するために、品物をアマゾンお気に入りリスト経由で送りたい場合: Amazon.co.jp: 江添亮: 江添のほしい物リスト 筆者にブログのネタを提供するために、直接に品物を送りたい場合、住所をメールで質問してください。 View my complete profile ► 2020 (31) ► December (2) ► November (2) ► September (2) ► August (4) ► Jul
(CNN) 内戦が続くシリア軍系のメディアは1日までに、米東部沿岸などを襲い甚大な被害をもたらしたハリケーン「サンディ」に触れ、イランが開発した最先端の極秘な技術工学を使って発生させたと主張した。 同メディアは交流サイト「フェイスブック」に、消息筋が確認したとの情報を使って投稿。サンディはシリアの政権の協力を得た、英雄的なイランの政権が手掛けた技術工学のたまものであるとし、アサド政権を攻撃し平和と安定を脅かす勢力への処罰であると強調した。 イランはシリアの同盟国で、内戦が長期化する中で権力維持を図るアサド政権に武器や要員、資金などを提供しているとの指摘もある。米国はアサド大統領の退陣を要求するなど反体制派に肩入れしている。 シリア軍系メディアによるフェイスブックへの投稿に関するコメントは300件以上に達したが、冷笑から支持表明までの内容となっている。 あるコメントは「シリア政権の完全なたわ
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