米NPD DisplaySearchが現地時間2013年5月6日に公表した市場予測によると、タブレット端末、タッチスクリーン付きノートパソコン、従来型ノートパソコンを合わせた「モバイルPC」の世界出荷台数は、2012年の3億6760万台から2017年には7億6270万台と、5年間で2倍以上に拡大する。 このうち2013年のタブレット端末の出荷台数は、前年比67%増の2億5650万台になる見込み。同社によると、タブレットは主にホワイトボックスと呼ばれる中国などの小規模メーカーの製品が台頭し、新興国市場を中心に出荷台数が伸びる。これにより2017年の出荷台数は、5億7940万台に達するとしている。 一方で2013年のノートパソコンの出荷台数は2億330万台となり、初めてタブレットの出荷台数を下回る見込み。さらに2017年には1億8330万台へと減少し、タブレットの3分の1以下になると同社は予測
タブレットの勢いはとどまることを知らず、出荷台数は2015年までにデスクトップPC市場とノートPC市場の合計を上回ると予想される。 Gartnerは米国時間4月4日、タブレット、PC、モバイル機器の出荷台数に関する調査結果を公開し、その中でこのような見方を示した。すべての機器を合わせた世界出荷台数は2013年に24億台に達し、2017年までに30億台弱に増加すると見込まれている。 注目度は高いながらも価格を抑えたタブレットが複数発売され、機能も向上したことで、タブレットの普及は従来のデスクトップPC市場およびノートPC市場を切り崩しながら加速する一方となっている。Gartnerから米CNETに提供されたデータによると、タブレットの出荷台数は2015年までに3億3780万台に達し、デスクトップPCとノートPCを合わせた出荷台数2億9220万台を上回るという。 これらの数字は、従来型のコンピュ
関連トピックスソニースティーブ・ジョブズ東芝iPadアップルグーグル富士通マイクロソフトタブレット端末の出荷台数は大幅に伸びる 世界のタブレット端末の出荷台数が、2016年にノートパソコンを追い抜く、との予測を米調査会社のNPDディスプレイサーチがまとめた。画面を指で触って操作するタブレット端末は10年に米アップルが発売した「iPad」で人気に火が付き、他社も次々と参入している。 タブレット端末の出荷台数は11年に8150万台だったが、16年に4.4倍の3億5860万台に拡大すると予測。ノートパソコンの出荷台数も同じ期間に1.9倍に伸びるものの、3億5420万台にとどまってタブレットに逆転されるという。 ノートパソコンは80年代に東芝などが売り出し、持ち運びできる手軽さでパソコンの主流になった。だがさらに軽量で薄いタブレットは、ソニーや富士通など日本メーカーのほか、今年に入りグーグル
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