【11月19日 CNS】中国・北京(Beijing)房山(Fangshan)区で、中国初となる「無人運転地下鉄」の燕内房線が試運転を行っている。年内に試行的に運転が始まる。燕内房線は中国で初めての完全な全自動軌道交通線路で、世界の列車運行の自動化レベルの中でも最高のレベルに相当する。「無人」運転だけでなく、運転席そのものがない。路線運営やメンテナンスはすべて、AI化を実現した。 同線は時速80キロで走行する。1編成4台で、定員960人。全長16.6キロで9駅あり、ほかの地下鉄への乗り換えもできる。 北京市重大項目建設指揮弁公室と北京市交通委員会(Beijing Traffic Committee)は全自動無人運転の可能性を模索し、成功すれば将来的には北京の地下鉄全線で全自動運転を行う予定だとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News