3月16日、Intel社が新しい4/6コアXeon 5600 CPUシリーズ(コード名:Westmere)を発売した。 いつも驚かされるAnandTech社は既に、VMware vSphereとMicrosoft Hyper-VでVMmarkとvApus Mark Iフレームワークを使った非常に興味深いベンチマークを含む大規模なレビューを公開している。 まず第一に、新プロセッサの一部は6コアを搭載する。X5650、X5660、X5670、およびX5680のほか、L5638、L5640、そしてE5645だ。さらに、新チップは最大288GバイトのDDR3 RAM/1066Mhzをサポートする。 これは言うまでもなく、新たなボトルネックがないと仮定すれば仮想ホストのVM/コア集約率向上に役立つ。 さらに重要なこととして、Westmere CPUはVMやハイパーバイザーの移行待ち時間(VMexit
サンフランシスコ発--Intelの仮想化技術「Virtualization Technology(VT)」の第一世代が同社の大半の製品に組み込まれたいま、同社はこの技術の性能向上に目を向け始めている。 仮想化技術は、1台のコンピュータ上で複数のOSを同時に動作させるためのもので、複数のタスクをより効率的に動かそうと考える人々が注目しているアイデアだ。しかし、「ハイパーバイザー」あるいは「バーチャルマシンマネージャ」と呼ばれる仮想化コントロールソフトは、メモリやI/Oなどのリソースを管理するため、パフォーマンスへの負荷が大きい。 Intelでは、このパフォーマンスへの負荷の問題を何とかしようとしている。 「今後の実装の開発を進めながら、このアーキテクチャ基盤の制約のなかで、ソフトウェアを変更することなくパフォーマンスを引き上げていく。その後、アーキテクチャの拡張も進めていく」とIntelのR
IntelとAdvanced Micro Devices(AMD)の仮想化技術をめぐる主導権争いが再開されようとしている。仮想化技術は、同時に複数のオペレーティングシステム(OS)を動作させることでコンピュータの効率性を向上させるものだ。 Intelは米国時間7日に、同社の「Virtualization Technology(VT)」がすでに十分テストできる段階に達しており、約3カ月以内には正式に公開できることを発表するとみられている。一方、AMDは自社の仮想化技術「Pacifica」をコンピュータのデータのやりとりに関する標準にしようとしている。ただし、実際にPacificaを搭載するプロセッサが登場するのは今年半ば以降になりそうだ。 両社はいずれも戦略的に重要な仮想化の分野で優位に立つことを狙っている。同時に複数のOSを動作させることが可能な仮想化技術は、かつてはハイエンドのメインフレ
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