オープンソース・ソフトウェアの定義を決める非営利団体OSI(Open Source Initiative)は10月16日、プロプライエタリなソースコードを共有可能にする米国Microsoftの2つのライセンスを承認した。だが、このことは、かたくななオープンソース支持派の間に反感を招き、激しい議論を呼びそうだ。 今回の承認により、Microsoftのいわゆる「シェアード・ソース」ライセンスのうち、「MPL(Microsoft Public License)」と「MRL(Microsoft Reciprocal License)」の2つのライセンスが、「GNU General Public License」や「Mozilla Public License」といった、すでに普及しているコミュニティ・ライセンスと並び、オープンソース・コードを配布するための正式なOSIライセンスとなった。 Micr