2012年6月26日、AR(Augmented Reality、拡張現実)を活用した新システムが東京・六本木のドワンゴの施設である「ニコファーレ」で披露された。新システムには特に名称は付けられていないものの、ドワンゴにとってネットの世界とリアルの世界をつなぐ新たな試みとなるものだ。 具体的には次のようなことができるシステムである。(1)ニコファーレ内では、ステージに設置した透過スクリーンと投影プロジェクターによって、リアルには実在しないキャラクターのライブなどができる(写真1、写真2)、(2)インターネット経由のニコニコ生放送でライブを見ている視聴者は、透過スクリーンのキャラクターではなく、会場のライブ映像にCGで作られたキャラクターを合成したARライブを見ることができる、というものだ。
![第4回 リアルとネットの境界を超える「ニコファーレ」 AR機能でライブが進化 - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a86d003672a39d076f880acff0841f12dde72db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fcolumn%2F20120718%2F1041991%2F01_px240.jpg)