受け継ぐ人がいなくなり放置された「無縁墓」が沖縄県嘉手納町の比謝川周辺に点在し、まちづくりや安全対策に影響が出ている。リニューアル工事を控える町立屋良城址公園には墓が116基あり、9割以上が所有者不明だ。落石・崩落の対策工事が急がれる県営住宅下の崖にも誰のものか分からない墓があり、事業者の県が頭を抱えている。沖縄は家族単位で管理する墓が多く、識者は「少子高齢化を背景に同様のケースが増えるだろう」と指摘する。(中部報道部・篠原知恵) この記事の他の写真・図を見る 1979年に整備された屋良城址公園内は、戦後に建てられたとみられる墓が点在する。町は大規模な工事に伴い墓を移す必要があると判断し、2016年度に1155万円をかけて墓の使用実態を調査した。シーミー時期などに張り込んで聞き取りをしても、骨や骨つぼがある30基を含む107基は所有者など手掛かりがないという。 公園に近い、町水釜の県営嘉手
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