中野英雄。『愛という名のもとに』などに出演していた20代のころより、表情がぐっと柔らかくなったような…… 「撮影していたころを思い出すだけで、今でもテンションがバーッと上がってきますね」 中野英雄(56)の代表作といっても過言ではなく、当時、夢中になった人も多いであろう野島伸司脚本のドラマ『愛という名のもとに』(平均視聴率約25%、最終回32.6%)。1992年に放送されたこの作品で、中野は“チョロ”という愛称で親しまれる、証券会社勤務の青年を演じた。 【写真】メガネをかけると雰囲気がガラッと変わる中野英雄。レンズの奥には優しげな瞳がのぞく 朝から夜まで“吊るされ三昧” 主演の鈴木保奈美が、前年の月9ドラマ『東京ラブストーリー』で大ブレイク。次のフジテレビ系列放送の主演作となったこの作品は、大学のボート部でともに青春時代を過ごした7人が、社会に出てからそれぞれの事情でもがき苦しむ様を描いた