なぜ“米インフレ”で24年ぶりの円安に?“Twitter経済解説者”後藤達也氏に聞く[2022/06/13 23:30] 急激な円安が続くなか、13日に一時、24年ぶり1ドル=135円台前半まで下がりました。この半年で約20円と“異例”の「スピード円安」が起きています。 日本銀行・黒田東彦総裁:「最近の急速な円安の進行は、先行きの不確実性を高め、企業の事業計画策定を困難にするなど、経済にマイナスであり望ましくないと考えている。我が国経済にとって大事なことは、円安で収益が改善した企業が設備投資を増加させたり、賃金を引き上げたりすることで、経済全体で所得から支出へ前向きな循環が強まっていくこと」 円安を“望ましくない”としながらも、現在の低金利政策を維持する姿勢を崩していません。 急激な円安の原因は、アメリカのインフレにあります。1年前と比べ、食品は約10%、ガソリン価格も50%ほど値上がりす