米労働省が発表した雇用統計は市場の期待を“裏切る”底堅い内容だったといいます。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げの継続が強く示唆される結果となったからです。第一生命経済研究所・藤代宏一主任エコノミストに寄稿してもらいました。 【グラフ】英トラス政権の大型減税が「トリプル安」誘発…ここから学べることは何か? 「利上げに耐えられる」FRBに自信与える 9月米雇用統計を受けて米国株の下落に拍車がかかり、11日の日本株も大幅に下落しました。これは雇用統計の内容が良かったゆえの逆説的な反応で、金融市場参加者はこれを「Good News Is Bad News」と表現しています。雇用統計の結果は、FRB(米国の中央銀行)が11月FOMCにおいて4回合連続で0.75%の利上げをすることを正当化するものでした。このように堅調なデータは労働市場が利上げに耐えられるとの自信をFRBに与え、金融市場参加
JBC(日本ボクシングコミッション)の実行委員会が23日、都内で行われ、全国のジムオーナーで組織される日本プロボクシング協会(以下協会)が、失態の続く“新生JBC”に対して不満を爆発させ、組織と運営体制が再度一新されない限り、今後の協力体制は解消し、独自に試合運営を行う考えであることを突きつけた。事実上の“三下り半“だ。JBCサイドは一連の不手際を謝罪して「努力する」と返答したが、すでにガバナンスは崩壊し誰がリーダーシップを執っているかもわからない状況で協会側が満足のいく組織改革にJBCが早急に着手できるかどうかも不透明だ。 皇治対ヒロキング問題対応ミスに10回戦を8回戦と間違えた大失態 失態続きの新生JBCへ協会側がついに“三下り半“を突きつけた。 この日の実行委員会で、協会側は冷静にここまでの失態が続いた経緯や今後の対応策などを求めたが、謝罪のみで満足のいく回答が得られなかったため、こ
北京五輪の柔道100キロ超級の金メダリストで総合格闘家として活躍している石井慧(35、クロアチア)が今日14日、エディオンアリーナ大阪で開催される亀田興毅氏プロデュースの大会「「3150FIGHT」のヘビー級4回戦でプロボクシングデビューを果たす。前日計量及び公式会見が13日、大阪市内のホテルで行われ、石井は110キロ、対戦相手の1勝(1KO)の高山秀峰(30、スパイダー根本)は100.5キロでクリア。JBCは国内ライセンスを持たない他分野の格闘家の公式戦を認めていないが、クロアチア国籍の石井はクロアチアでライセンスを取得し、クロアチア人のパスポートで入国し、外国人籍ボクサー「サトシ・イシイ」として異例の試合に挑む。石井は「世界王者にはなれない」というもののメインで韓国のヘビー級王者を相手に日本ヘビー級王座決定戦に臨む但馬ミツロ(27、KWORLD3)に「オレを踏み台に使ってみては?」と対
急激な円安を抑えるために、日銀は現在の大規模な金融緩和政策を転換すべきなのか。第一生命経済研究所・藤代宏一主任エコノミストに寄稿してもらいました。 日銀は7月15日に開催された金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定しました。短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導するイールドカーブ・コントロール政策を続け、また将来の政策指針を示す文言、いわゆるフォワードガイダンスも以下のとおり据え置かれ、将来的な利下げに含みを持たせる表現が残りました。 「新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる。政策金利については、現在の長短金利の水準、または、それを下回る水準で推移することを想定している」 そうした日銀の金融政策については、マスコミ報道を中心に「円安を助長し、輸入物価上昇に拍車をかけている」との批判が強まっています。それは取りも直さず、内
前代未聞の”職場放棄”をしたキャディーの大江順一氏(右)と思わず泣きだした大西葵プロ(左)。先週のサントリーレディスオープンでは息ピッタリだったのだが…(資料写真・日刊スポーツ/アフロ) 千葉・カメリアヒルズCCで開催されている女子ゴルフの「アース・モンダミンカップ」で、帯同キャディーが“職場放棄”する前代未聞のトラブルがあった。このキャディーは大西葵のバッグを担いだ大江順一氏で、国内最高額を誇る賞金総額3億円大会の第1ラウンド(23日)に騒動は起きた。 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)やツアー関係者によると、インスタートの大江が17番(パー4)をプレー中に問題は発生した。一部報道では、2打目を右サイドのレッドペナルティーエリアに打ち込んだ大西は球が横切った地点から2クラブ レングス以内にドロップして4打目を打とうとしたが、大江キャディーは球が元あった位置(2打目地点)に戻って、4打目
プロボクシングの世界バンタム級のWBAスーパー、IBF、WBCの3団体統一に成功した井上尚弥(29、大橋)が8日、横浜市内の大橋ジムで一夜明け会見を開いた。試合で誰もいなくなるタイミングを狙い神奈川県内の自宅が空き巣被害に合い、家族で予定していた祝勝会が中止になるなどの予期せぬトラブルに巻き込まれたが、日本人初の3団体統一王者は「今がピークではない。まだまだ強くなる」と断言した。なぜ井上は大舞台に強いのか。次戦の狙いは年末国内での4団体統一戦に絞られた。 「100点をつけられる内容。今回の試合はベストバウトと言える」 ジム内は、お祝いの胡蝶蘭であふれ、会見のテーブルには10本のマイクが並んだ。 「報道陣、多いっすね」 ジム内は、新型コロナ対策でしっかりと換気されていたが、ほぼ満員。井上が”レジェンド”ノニト・ドネア(39、フィリピン)に2回TKOで勝利した3団体統一戦の衝撃と反響の大きさを
プロボクシングのWBA、IBF、WBC世界バンタム級の3団体統一戦が7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF世界同級王者の井上尚弥(29、大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39、フィリピン)を2回1分24秒TKOで下して日本人初の3団体統一王者となった。井上は1ラウンドの終了間際に右のクロスカウンターで1度目のダウンを奪うと。2ラウンドには、ドネアのお株を奪う左フックを連発させ、最後は、その左フックでレジェンドをキャンパスに沈めた。モンスターの衝撃のTKO勝利は世界に波紋を与えた。海外メディアは、元5階級制覇王者で、主要4団体すべてのベルトを巻いたことがあり、将来のボクシング殿堂入りが確実視されているドネアを木っ端微塵に粉砕した井上の衝撃勝利を称賛とともに速報ニュースで伝えた。 「ドネアはキャリアの終わり(引退)を迎えた」 米スポーツ専門局のESPNは「ボクシング
会社で導入されている勤怠管理システム。残業時間が15分単位でしかつけられないという男性が弁護士ドットコムに相談を寄せました。 ●【相談】46分に打つと1分もつかない 会社の勤怠システムは、システム上の仕様なのか残業時間が15分単位でしかつきません。例えば、17時45分にタイムカードを打つと18時までの15分は残業時間となりますが、46分にタイムカードを打つと1分もつきません。 これが毎日となると月換算でそれなりの時間が切り捨てられていますが、当たり前なのでしょうか。 ●【回答・寺岡幸吉弁護士】 結論から言って、違法です。ただ、以下のような場合には、労働時間の切り捨てとは言えないこともあります。 それは、例えば、工場の入口の守衛室の前にタイムレコーダーが置いてあり、それで出勤時刻を打刻してから着替えをするなどして、実際に労働を始めるまで15分ほどかかる場合です。なお、着替えの時間が労働時間か
「ゆっくり茶番劇」というニコニコ動画等で有名な動画作品フォーマットを、本来はネットの共有財産的存在であるにもかかわらず、元ネタとは関係ない個人が商標登録してしまい大炎上しています(参考記事)。もう既にいろいろな記事が出ており、遅きに失した感はありますが、ツイッター等で名指して召喚されたりしているようなので、簡単にまとめておきます。 この商標登録による影響は? 商標登録は完了していますので「ゆっくり茶番劇」あるいはそれに類似した商標(文字列やマーク)を使って、指定役務に含まれる「インターネットを利用して行う映像の提供」等を行う、要するにニコ動やYouTubeで動画を公開すると、商標権を侵害してしまう可能性が高いです。 一般にタイトル(題号)には商標権は及ばない(タイトルでの使用は商標的使用ではない)とされていますが、その一方で、シリーズ物の名称には商標権は及ぶとされているので、今回のケースで
プロボクシングの歴史的一戦が9日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36、帝拳)がIBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40、ウズベキスタン)に9ラウンド2分11秒TKO負けを喫した。村田は2、3ラウンドと左右の強烈なボディ攻撃でゴロフキンをあと一歩まで追い詰めたが、4ラウンドからパンチの角度やタイミングを変える熟練のテクニックで流れを変えられると9ラウンドに右フックを浴びてプロ初のダウンを喫し帝拳陣営からタオルが投げ込まれた。最後まで勇気と誇りを胸に前へ出続けた村田のファイトに1万5000人のファンは熱い拍手を送り、苦しめられたゴロフキンは「緊迫しギリギリの状態で戦った」と明かした。また日本人には無理と言われた階級でミドル級世界最強ボクサーを追い詰め日本のボクシング史に爪痕を残したロンドン五輪の金メダリストは、この試合を最後に現役引退する意思を
「死んじゃいましたんで、生き返ろうと思ってます!」。まもなく還暦を迎える木梨憲武。長寿番組が終了した後も落ち込まず、お笑い、音楽、アートと動き回っている。「悲しさがないから、悲しい絵は描けない」。その明るさはどこから来るのか。少年時代の思い出から、相方・石橋貴明との関係、とんねるずとテレビ、妻・安田成美との日常。身辺をしゃべり倒すうち、少し理由が見えてきた。(文中敬称略/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair編集部) 『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了したのは、今から4年前。30年近く続けてきた番組が終わると聞いた時、木梨はどう思ったのか。 「『うわー、そうですか!』と。感謝しかないです。若い時から30年、下手すれば『夕やけニャンニャン』『オールナイトフジ』から。そんなに長い時間と時代をね、『ありがとうございましたー! 次、向かいまーす!』って感じで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く