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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/akane (8)

  • 世界初、月面「ピンポイント着陸」に成功のJAXA...着陸6日目の成果と知っておきたい「10のトリビア」

    (左)推定される着陸位置及び姿勢から作成したCG画像 提供:JAXA、CG製作:三菱電機エンジニアリング (右)LEV-2がフロントカメラで撮影した画像 ⓒJAXA/タカラトミー/ソニーグループ㈱/同志社大学 <JAXAは25日の記者会見で、小型無人探査機「SLIM」が目標地点との誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」に世界で初めて成功したことを発表。他にも着陸直後には分からなかった多くのことが解明された。日初の月面着陸を10のトピックスで振り返る> 20日未明に世界で5カ国目の月面着陸に成功した日の小型無人探査機「SLIM」について、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は25日、これまでのデータ解析の結果を発表しました。 とりわけ、今回のミッションの主目的である「着陸目標地点(SHIOLIクレーター付近の傾斜地)との誤差を100メートル以内とする世界初の『ピンポイント着陸』の成功」

    世界初、月面「ピンポイント着陸」に成功のJAXA...着陸6日目の成果と知っておきたい「10のトリビア」
  • OISTが燃料不要な「量子エンジン」の設計・製作に成功 エネルギー新時代の幕開けか

    量子テクノロジーの進展で期待が高まる量子エンジン(写真はイメージです) Nataliya Pylayeva-Shutterstock <量子エンジンはどのような原理で動くのか。これまでに話題となった「熱を使わないエンジン」の開発史とともに紹介する> 沖縄科学技術大学院大(OIST)とドイツの複数の大学による国際研究チームは、世界で初めて「量子力学の原理を用いたエンジン」の設計・製作に成功しました。 現在使われている熱機関(heat engine)は、熱をエネルギー源としています。熱源や燃料を装置外から取り込むものは外燃機関、装置内で生成した熱エネルギーを利用するものは内燃機関と呼ばれます。 18世紀半ばから19世紀に起こった産業革命では、石炭を利用した外燃機関である蒸気機関の開発で動力源が刷新され、社会構造が変わりました。その後、外燃機関は小型軽量化が難しいことから、自動車や飛行機などの輸

    OISTが燃料不要な「量子エンジン」の設計・製作に成功 エネルギー新時代の幕開けか
    nobodyplace
    nobodyplace 2023/10/08
    “量子エンジンは、どのような原理で動くのでしょうか。最近話題となった「熱を使わないエンジン」の開発史とともに紹介しましょう”
  • 幻の常温常圧超伝導ニュースを超えた! 京大チームが超伝導体で「ノーベル賞級」の大発見か

    LK-99は「エネルギー問題の解決の糸口になる」と期待されたが…(写真はイメージです) Rokas Tenys-Shutterstock <韓国チームの開発したLK-99について、科学界は「常温常圧超伝導体は幻だった」と結論づけている。そんななか、67年前に予言され、理論上だけの存在だった「パインズの悪魔」を京大教授らが観測。ノーベル賞級の研究成果が発表された> 韓国チームが世界初の常温常圧超伝導体(超伝導物質)と主張する「LK-99」は、7月末に発表されて以来、「世紀の大発見か?」と世界中を巻き込む大論争になりました。 「当だったらノーベル賞級」「エネルギー問題の解決の糸口になる」とされ、超伝導体関連の株式市場まで動きましたが、世界で最も権威がある科学学術誌の一つである「Nature」は16日、オンライン版で「韓国の研究チームが開発したLK-99は常温常圧超伝導体ではない」と報じました

    幻の常温常圧超伝導ニュースを超えた! 京大チームが超伝導体で「ノーベル賞級」の大発見か
    nobodyplace
    nobodyplace 2023/08/18
    “電子が結合して、質量がなく、電気的に中性で、光と相互作用しない複合粒子を形成できると考えたパインズ博士は、この新しい粒子を「特異な電子の運動(DEM:distinct electron motion)」と粒子を表す接尾辞「on」から「DEM-
  • 月の裏側で巨大な発熱体を発見 35億年前の月は地球環境に似ていた可能性が指摘される

    太古の地球を知るうえで月は不可欠な天体(写真はイメージです) Lukasz Pawel Szczepanski-shutterstock <米サザンメソジスト大などから成る研究チームが月の裏側に発見した巨大な物体は、これまで知られてきた月の常識を覆す存在に。周囲より10℃以上も温度が高いこの物体は、どんな原理で発熱しているのか? カギを握る、石材としても身近な「ある岩石」とは?> 月は人類が到達したことがある唯一の地球外天体です。起源には諸説ありますが、現在は約45億年前、地球に火星クラスの大きな天体が衝突して飛び散った破片が集まって月が誕生したという「ジャイアント・インパクト説」が有力視されています。 月は人類の地球外進出への足がかりになるとして、最近はアポロ計画以来となる「月に人類を降り立たせる」ためのアルテミス計画が急ピッチで進んでおり、日も参加しています。 一方、月は太古の地球を

    月の裏側で巨大な発熱体を発見 35億年前の月は地球環境に似ていた可能性が指摘される
  • 世界で進む「糞便移植」が日本で普及していない理由

    腸内環境を正す治療法として期待されつつ、他人の糞便を体内に入れることから心理的な障壁も報告される糞便微生物移植(FMT) Global News-YouTube <健康な人の便を移植することで腸内環境の正常化が期待できる一方、思わぬ副作用を引き起こす可能性もある。肥満傾向がある提供者の便を移植したところ、太り始めたという例も> オーストラリアの医薬品・医療機器の管轄機関にあたる保健省薬品・医薬品行政局(Therapeutic Goods Administration: TGA)が糞便(ふんべん)微生物移植(Fecal Microbiota Transplantation; FMT)を承認したと、イギリスのガーディアン紙が報じました。 FMTは腸内細菌叢移植とも呼ばれており、健康な人の便に含まれている腸内細菌を患者の腸内に移植することによって腸内環境の正常化を目指す治療法です。安倍晋三元首相

    世界で進む「糞便移植」が日本で普及していない理由
  • 日本の研究グループが世界新の成果 今さら聞けない「超伝導」の基礎と歩み

    超伝導の特徴は「マイスナー効果」が起こること。超伝導体の上に磁石を乗せると空中に浮かぶ「磁気浮上」が観察される(写真はイメージです) ktsimage-iStock <生活に直結する実用的な科学技術で、日人研究者の貢献も目立つ超伝導研究。発見されてからの100年の歴史と応用例について概観する> 成蹊大、東大などの研究グループは、世界最高の超伝導臨界電流密度(Jc)を持つ材料を作成したと発表しました。マイナス269℃で、1平方センチメートル当たり1億5千万アンペアを達成。総合科学誌Nature系の専門誌「NPG Asia Materials」に掲載されました。 超伝導(「超電導」とも記述)は、研究の発展の節目ごとに何度もノーベル賞を受賞しており、日人研究者の貢献も顕著な分野です。医療用のMRI(磁気共鳴画像診断)などで、すでに私たちの生活にも導入されている、実用的な科学技術でもあります。

    日本の研究グループが世界新の成果 今さら聞けない「超伝導」の基礎と歩み
  • 核融合エネルギー、世界新達成も2050年の実用化は無理?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <核融合エネルギーにはどんな利点があるのか? 実用化のために必要なステップとは?──「地上に太陽をつくる研究」の現在地、今後の課題について解説する> 欧州各国の核融合研究機関からなるコンソーシアム「ユーロフュージョン(EUROfusion)」は今月9日、イギリスのオックスフォード近郊にある欧州トーラス共同研究施設(JET)の実験装置で、核融合によるエネルギーの生成量を大幅に更新したと発表しました。 今回の記録は昨年12月に行われた実験によるもので、核融合を5秒間維持して59メガジュール(約12メガワット)のエネルギーを作り出すことに成功しました。これまでの記録は、1997年に同施設で記録された22メガジュールでした。使用されたのは「トカマク」と呼ばれるドーナツ型装置で、JETが所有するものは80立方メートルあって世界最大です。 「地上に太陽をつくる研究」 核融合反応と核分裂反応は混同されや

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  • 微生物から大量のタンパク質、砂漠で北極で生産可... 代替食品はここまできた|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <タンパク質の摂取意識の高まりや、健康的というイメージが浸透したことで、日でも植物性代替品市場は10年で約5倍に。微生物由来の代替肉をはじめ、国内外の「新しい品」について概観する> 未来社会を描いた映画は数多くありますが、ピンポイントで〇〇年と設定されている作品は希少です。そんな中、来たる2022年を舞台に人口爆発による料事情を描いたディストピア(ユートピアの反対語で暗とした世界観を持つ)映画があります。『ソイレント・グリーン』(1973年、米)です。 この映画は、米SF作家ハリイ・ハリスンの『人間がいっぱい』(ハヤカワ文庫)を原作にしています。 2022年、人口の爆発的な増加と環境汚染に悩まされるニューヨークは、ごく一部の特権階級と多くの貧困層から成り立っています。肉や野菜といった天然の料品は希少で高価なものとなり、特権階級しか口にできません。ほとんどの人間は、ソイレント社が

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