【Facebookイベントページの紹介文より抜粋】 https://www.facebook.com/events/619155011500262/ ベルリンの壁崩壊から25年。ラブパレードなどのムーブメントを筆頭に、ベルリンはいま音楽カルチャーを核として、世界中から創造的な若い人が集まる街へと変貌しています。 なぜベルリンにこぞって人が集まるのでしょう? 彼らはどんな生活を送り、どのような文化と躍動感のある都市デザインをはぐくんできたのでしょうか? 続きを読む

「イノベーション」はビジネス界で頻繁に使われる言葉だ。しかし、単純に「プロセス改革」「製品改革」だと理解するだけでは、これから登場するさまざまな情報を読み解くことはできない。 突如として、「イノベーション」がホットな用語になっている。最近、ビジネス出版業界が取り上げる流行語として、アジャイルとエクセレンスに取って代わった。この6カ月間を振り返っても、イノベーションに関するかなり多くの書籍が出版された。 ビジネスウィーク誌 2007年6月11日号では、イノベーションに関する特集が組まれた。「スリーエム社では、シックスシグマ活動のためにイノベーションが阻害された」という内容のカバーストーリーを掲げている。BPTrendsでも、イノベーションに関するいくつかの論稿を取り上げた。現在も、イノベーションの諸側面に焦点を当てた2つのコラムを掲示している。 ここでいったん後戻りして「イノベーションとは何
前半生と対照的だった ケンブリッジでの静かな後半生 19世紀末のハプスブルク帝国から始まったシュンペーターの冒険旅行は、1932年9月、米国のケンブリッジ(ハーバード大学)で終着駅に到着した。亡くなったのは1950年1月8日だから、17年余りをハーバード大学で過ごしたことになる。 米国の後半生は、前半生ほど波乱万丈に富んでいたわけではない。よく知られているのは、大恐慌下の1936年にケインズが発表した『雇用、利子および貨幣の一般理論』(★注1)を契機にして、サミュエルソンらハーバードの弟子たちの多くがケインズ派に走ってしまったことだが、これは多くの評伝に書かれているエピソードである。 シュンペーターが独自の理論である「企業者のイノベーション」について、ボン大学でもハーバード大学でもまったく講義で話さなかったという(★注2)。したがって、弟子がシュンペーターの経済学を継承して理論を彫琢し、後
このシュンペーターの代表作は、彼の経済観から理論的枠組みまで、のちの著書の主題まで含んだもので、お忙しい方は本書だけ読めばシュンペーターの経済学の概要を知ることができる。もっとも、本書を読み通すこともなかなか難しいかもしれないので、本稿で重要部分をダイジェストしておこう。本書はシュンペーターの著書では現在まで強い影響を維持している唯一の書物である。なかでも第二章がポイントとなる。 シュンペーターが考える経済発展とは、第一に内生的、自発的に生まれる経済の循環的変化であり、第二に非連続的な変化である。内生的な変化とは、「経済が自分自身のなかから生み出す経済生活の循環の変化のことであって、外部からの衝撃によって動かされた変化ではなく、自分自身に委ねられた経済に起こる変化にしぼられる」と、伊達邦春先生は述べている(★注1)。 そして、経済発展の駆動力は企業者によるイノベーション(新結合の遂行)にあ
ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター(1883-1950)。 世界中で知られる高名な経済学者であり、世界中の経営者やビジネスマンにも大きな影響を与えている経済思想家だが、シュンペーターの著書が現在、広く読まれているわけではない。岩波文庫に代表作は収録されているものの、たぶん読破した人は稀であろう。もともとドイツ語で書かれ、表現も難しくて経済学のアマチュアがすらすら読める書物ではないからだ。しかし、シュンペーターの主たるアイデアはだれでも知っているはずである。 シュンペーターは弱冠25歳で初めての著作である『理論経済学の本質と主要内容』(1908、注1)を上梓した。そしてさらにアイデアを膨らませ、1912年に刊行し、26年に改訂された『経済発展の理論』(注2)第2章「経済発展の根本現象」で、経済成長を起動するのは企業家(アントレプレナー)による新結合(ニューコンビネーション)だとしたのである。
新経済連盟は4月16日、新経連サミットを開催した。日本や欧米を代表するインターネット業界の起業家や技術者が集い、日本経済の今後やイノベーションなどについて語りあっている。 午前9時から始まった第1のセッションは、「破壊的なイノベーションとは何か?」をテーマにGoogle上級副社長のアンディ・ルービン氏、Square共同創業者・CEOでTwitter共同創業者のジャック・ドーシー氏、Pinterest 共同創業者のベン・シルバーマン氏、Atomico CEOのニクラス・ゼンストローム氏が登壇。それぞれがプレゼンテーションをしたのち、楽天代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏がモデレーターを務めるパネルディスカッションが繰り広げられた。ここではパネルディスカッションの様子をレポートする。 三木谷氏:アンディさん、Androidは世界で成功していますが、日本に注力しています。日本で成功するのは難
リサーチのプロとして長いこと歩んできた今泉大輔です。ChatGPT出現以降、Facebookで「ChatGPTとMidjourneyのビジネス活用を探って行く勉強会」を立ち上げ、「ビジネスパーソンにとってのAI」の観点で米国情報を収集して来ました。知的アウトプットの質と量を向上させるプロンプトの開発にも取り組んでいます。 7月2日に開催されたIBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)主催のブロガーズミーティングに関して、もう1本投稿を書くと申したまま、はや1ヶ月が過ぎてしまいました。 さて。書きたかったことは、このイベントで説明をしてくださったIBCS戦略コンサルティンググループ担当の金巻龍一さんの話法についてです。 通常、米国の経営コンサルティング分野で新しい概念が生み出され、それが有用であると評価され、日本に移入されて、日本で広めようという際には、2つの課題に行き当たります。
夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。 http://news.livedoor.com/article/detail/6054212/ iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であった業界趨勢において、画期的なサービスであった。規模がモノをいう「コンテンツ・パブリッシングと課金を提供するプラットフォーム」を大手がブランケットとして提供し、その上で栄枯盛衰は激しいが小さい投資で作れるコンテンツ/アプリが百花繚乱するという「プラットフォーム+エコシステム」の考え方も画期的だった。2000年代初め頃は、このiモードの成功が携帯業界では世界的に注目され、
人間の視点や観察による気づきなどを重視しイノベーションを創造するという「デザイン・シンキング」。2008年には「Harvard Business Review」にてデザイン・シンキングに関するIDEOの活動事例が紹介され、ビジネスの世界からも注目を集めた。デザイン・シンキングのステップは一般的に、「問題点の理解」「調査」「ユーザーのニーズの把握」「プロトタイプの作成」「ユーザーテスト」「プロダクトの改良」などに大別される。本来のデザイン業界ではないところにも、デザインに関心を持たせ、価値を広めた点でIDEOの「デザイン・シンキング」は価値がある。 Design & Thinking Official Documentary Trailer from Design&Thinking on Vimeo. We are proud to present a documentary explori
Guy Kawasaki / 青木靖 訳 2007年6月28日 Scott Berkunは1994年から1999年までMicrosoftのInternet Explorerチームで働いていた。最近出版された"The Myths of Innovation"(イノベーションの神話)の著者である。また2005年に はベストセラーとなった「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」を書い ている。ワシントン大学の大学院でクリエイティブシンキングについて教えており、ニューヨークのGELカンファレンスで「聖なる場所」と題する建築ツアーを行い、イノベーションとデザインとマネジメントをテーマ に執筆を行っている。 彼の新しい本ではイノベーションがどのように起きるかについてのロマンチックな見方を探って(というよりは吹き飛ばして)いる。このQ&Aセッションでは、彼がイノベーションの本当の姿について説明している
今日は私がTAをやっている、Utterback先生のDisruptive Technologyの授業を紹介。 授業では、イノベーションがどのように起こり、普及し、進化していくか、の普遍的な基本法則を学ぶ。 現代技術だけじゃなく、電球、ガラス工業、氷産業など、ボストン発の歴史的な技術を振り返って学ぶんだけど、 昔の技術からの学びが、現代の技術にも通じるところがたくさんあって、非常に面白い。 先週は、白熱電球の技術を振り返り、技術が進化や普及の過程に現代の技術との共通点を学び、 現代の技術に生かせる教訓を学ぶ。 当時の電球を見せて、電球の歴史を解説するUtterback先生。 右側のスクリーンに写ってるのは、テレコンで授業に参加してる学生。 1) 技術力だけでは勝てない。業界や消費者の動き方を変えないのは新技術普及の鍵 白熱電球を発明して、最初に発明した普及させたのはご存知エジソン。 1880
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