2023年1月11日のブックマーク (7件)

  • 鯛よし百番を保全・修復するプロジェクトに協力することになりました。|渡辺豪

    私は、売買春の歴史を示す遺構や遺物を保存すべきと考える一人です。鯛よし百番のように『売春防止法』施行以前に使われていた娼家もその一つです。こうした考えを持つ私が、掲題のプロジェクトに協力する機会を頂戴しました。 関わる一人として、遊廓にまつわる歴史的遺構をどう残すべきか? なぜ残すべきなのか? について、以下の2点に集約して私なりの言葉に置き換えてみたいと思います。 ・遊廓の歴史は「保存」にシフトする ・ポジティブな言い換えは、実らない (売買春として表面化する社会問題を便宜上「売春」ないし「売春問題」と書く。また断りのない限り、売春問題は売防法公布以前から施行直後の時代を前提とする) 消える娼街の名残り売春問題の解消を推し進める過程で、問題の質ではないものの、周辺にあるとの理由から、その流れに巻き込まれて姿を消していった様々なものがあります。「周辺」の具体例は、娼家を始めとする建造物や

    鯛よし百番を保全・修復するプロジェクトに協力することになりました。|渡辺豪
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    nodemo 2023/01/11
  • 佐渡金山の遊女墓/(2022/10/3)取材記/新潟県相川町(佐渡ヶ島)|渡辺豪|note

    佐渡金山の遊廓を取材して遊女の墓を探してきました。 遊女だったヲカル(俗名)が没したのは明和8(1771)年。今から251年前のこと。地元の郷土史家・磯部欣三[1926 - 2006]氏は過去帳を調べ、死因に「抱主ニギャクタイサレ」云々と書き記されていたと、著書『佐渡金山』(1992年、中央公論新社)の中で明かしています。 冬季は水分が凍結して膨張を繰り返すために、墓石の痛みが進むようですが、250回ほど越冬したとあって、墓碑は酷く剥落しており、戒名の一部は判読不能でした。それでも墓石側面にまだ読める「水金町 ヲカル」を見つけた時は万感胸に迫りました。 「冬光妙寒信女」の戒名が与えられたヲカルの墓。明和8年12月6日没。台座もなく高さ60センチほどの小ぶりな墓石。真如院墓地内。(撮影・渡辺豪、無断転載禁止)12月の寒空に虐待死したヲカルの身の上を想像するのは、戒名と相まってあまりに痛ましく

    佐渡金山の遊女墓/(2022/10/3)取材記/新潟県相川町(佐渡ヶ島)|渡辺豪|note
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    nodemo 2023/01/11
  • 飛田遊女が繋ぎなおす地域社会/取材記(2022/5〜2022/12)/大阪市飛田新地|渡辺豪|note

    もちろんそれ以前も、男性誌では売防法施行後も折々に触れて、あたかも治外法権下にあるかのような飛田新地の実情を紹介してきましたが、せいぜい男性向けのプレイ情報の文体で紹介されるに留まっていました。異色作には、野坂昭如が当地を訪ねた『ああ寂寥、飛田〝遊廓〟の奥二階』(昭和42年初出)があります。私が監修した『赤線』に収録してあるので、ご興味ある方はどうぞ。 飛田新地が今日のようにメディアを賑わせる転機となったのは、平成23(2011)年に発行された井上理津子『さいごの色街 飛田』(筑摩書房)あたりだったのではないでしょうか? 書は相当広く読まれたようで、現在は新潮社に移籍した文庫版は、私の手元に今あるもので11刷(令和3年12月25日発行)とあります。 書が商業的に成功した理由は、大手出版社が飛田新地を取り上げ、その驚きが注目を集めたからとの見方もできますが、私は別の見立てをします。 こ

    飛田遊女が繋ぎなおす地域社会/取材記(2022/5〜2022/12)/大阪市飛田新地|渡辺豪|note
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    nodemo 2023/01/11
    “内実は読者(視聴者)の覗き見趣味を刺激するもので、先の体裁は、歓心を買おうと腐心する作り手の下心を糊塗するもの、いわば〝見かけ〟に過ぎないもののようにみえます。”
  • “森保監督の参謀”はJ2降格+補強禁止ジュビロをどう再建? 横内昭展新監督がシビれた藤田俊哉SDの熱意「僕しかいない、と」(飯尾篤史)

    「ベースの部分、幹をもっと太くしたいという話をしました。個人の成長なくして基盤作りやJ1復帰はない。その成長があって初めてしっかりしたものになるし、目標が見えてくる。時間はかかると思いますが、地道にやりながら、ジュビロのサッカーを作り上げていきたい。僕からしたらジュビロはすごいクラブなんですよ。2000年代の黄金期、僕は広島で仕事をしてましたけど、なんでこんなに強いんだと。過去のことを引きずりたくないんですけども、現状をしっかり把握しながら、少しでもそのときに近づければ、と思っています」 山田大記が感じる“横内ジュビロ”のイメージとは 指揮官の考えをすでに理解している選手がいる。2年前のJ1昇格を経験した山田大記である。今季の戦いのイメージをこう語る。 「2年前は勝ちながら強くなるということをすごく意識してチームを作りました。結果としてJ2では強いチームが作れたと思っていますが、脆さみたい

    “森保監督の参謀”はJ2降格+補強禁止ジュビロをどう再建? 横内昭展新監督がシビれた藤田俊哉SDの熱意「僕しかいない、と」(飯尾篤史)
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    nodemo 2023/01/11
  • 母としての「正解」に縛られる私 失敗してもやり直せると信じたい:朝日新聞デジタル

    社会学者で立命館大准教授の富永京子さんが、ポップカルチャーや身の回りの出来事から社会と人間についてつづるコラムです。 前回の連載でも書いたが、子をケアする役割を全うできていないために、自分をきちんとした親だと思えない。だから変わらなくてはいけない。こんなことを考えていたら、ちょうど子育ての「先輩」と対談する機会を得た。サイボウズの青野慶久社長と、毎日新聞の小国綾子記者だ。お二人とも、育児経験を記事やで積極的に発信されている。 お二人にお会いしたのは、奇しくも出産からちょうど1年経った日だった。育休を取るのが怖くなかったか、子の存在を公にするにあたり気をつけたことはあるか。対談というより一方的な質問を投げかける形になり、二人から何らかの「正解」を引き出そうと焦る自分に気づく。そんな私の肩の力を緩めたのが「失敗してもいいじゃないですか、失敗したら謝ればいいんですよ。失敗を許さない社会って怖い

    母としての「正解」に縛られる私 失敗してもやり直せると信じたい:朝日新聞デジタル
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    nodemo 2023/01/11
  • (富永京子のモジモジ系時評)「母親らしくない母親」、模索した1年:朝日新聞デジタル

    親になって1年近く経つ。 出産を公表すると仕事がなくなり、自分を見る目も大きく変わるのではないかという不安とともに、逡巡(しゅんじゅん)した末に出産を紙で公表したのが今年の1月である。1年近くの間、可能な限り「母親らしくない母親」をやろうとしてきたが、“最近、父親を題材にした作品を紹介すること…

    (富永京子のモジモジ系時評)「母親らしくない母親」、模索した1年:朝日新聞デジタル
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    nodemo 2023/01/11
  • 自民に寝返るなんて「完全にだまされた」 今井瑠々氏26歳に立憲の怒りが収まらないワケ〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

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    nodemo 2023/01/11