墨東歴史散歩第二弾 隅田川の流れに沿って首都高速道路向島線が走り、 鐘ヶ淵から墨堤通りを浅草方向へ歩くと 都営白鬚東団地 南北に約1.2kmにおよぶ巨大な高層団地がみえてきます。その足元には都立の東白鬚公園が整備され、主として燃えにくい常緑樹が植栽されています。 江東デルタ地帯の防災拠点 公園の東側には13階建ての高層住宅、都営白鬚東団地があり、公園と住宅、その他病院等をあわせた区域一体は江東デルタ地帯の防災拠点となっています。 防火シャッター、避難用ゲート、屋上には散水用放水銃を備えているという他に例を見ないほどの物々しさです。 住宅群を防火壁に地域を守ろうと考え、昭和58年(1983)にその構想を実現し、完成させた当時の東京都政にも驚きます。 歴史を遡り、その昔の地勢をいえば、隅田川は荒川の下流部にあたり、現在の千住汐入大橋からほぼ直角に南へ曲がり、 水神大橋 このあたりは隅田川の河口