広さ8,000坪にも及ぶ潮入りの池を中心とした大泉水の眺めは潮の干満によって繊細にその表情を変え、園内に造られた二つの鴨場も往時の面影をいまに伝える国指定特別名勝・特別史跡、浜離宮恩賜庭園。 浜離宮の海水を引き入れた東京都内唯一の潮入りの池には管理事務所によるとボラ、セイゴ、ハゼ、ウナギなどの海水魚が棲息しているといいます。 また隅田川から東京の街を眺め、リバーフロントや隅田川に架かる個性的な14の橋、そして新しい東都のランドマーク、東京スカイツリーをたっぷり味わうことが出来る水上バスの発着場でもあります。 かつては江戸城の出城としての機能も果たし、明治維新まで徳川将軍家の別邸・浜御殿と呼ばれたこの地の歴史をまずは簡単に振り返ってみましょう。 浜離宮恩賜庭園の歴史 https://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index028.html 甲府藩主松平綱重別