大森靖子が考える、“カウンターカルチャー”のあるべき姿 「人間が進化するために、常に疑問を投げかける人が必要」 冬にリリースされる大森靖子のニューアルバム『Kintsugi』からの配信第2弾は、その名も「counter culture」。自身がカウンターカルチャーとみなされることの多い大森靖子ならではの楽曲……と思いきや、本人は「勝手に立ち位置がカウンターみたいになっちゃってる」と語る。文化人を自称したほうが楽だと考えながらもそれを拒み、偶像崇拝よりも実像崇拝を求める大森靖子は、リスナーに何を伝えようとしているのか。「商業カウンター」ではなく、常に疑問を投げかけてしまう「ナチュラルカウンター」だという大森靖子に話を聞いた。(宗像明将) 常に自分の中で、カウンターと破壊と再生をやっているだけ ーー『Kintsugi』からの配信は、「シンガーソングライター」の次が「counter cultur