2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は18日、運営に携わる大会ボランティアに対し、交通費を補助する名目で活動1日あたり1000円のプリペイドカードを渡すことを決めた。同日のボランティア検討委員会で決定した。 交通費以外にも幅広く使えるカードにする方向で、ボランティアを務めた記念になるようなデザインを検討していく。自宅などの滞在先から会場までの距離や交通費に関係なく、1日一律1000円となる。 検討委はボランティアら大会を支えるスタッフの愛称を年内に決めることでも合意した。9月中に複数の広告会社から約50の案を募り、10月に検討委のメンバーらで3~5案程度にまで絞り込む。最後はボランティア応募者による投票で12月に決定する方針。12年ロンドン五輪では大会を作り上げるという意味の「ゲームズメーカー」が愛称に選ばれており、担当者は「一体感の生まれるネーミングにしたい」としている。
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