東京や大阪の製薬会社などに青酸カリとみられる粉末と脅迫文が相次いで送りつけられた事件で、新たに朝日新聞東京本社にも同様の封筒が届いていたことがわかりました。不審な封筒が届いたのはこれで14社に上り、警視庁などは同一犯による犯行とみて捜査しています。 警察によりますと、一部の粉末は青酸カリと確認されたほか、ほかのものも簡易鑑定の結果、青酸カリとみられるということです。 その後の警視庁の調べで、新たに朝日新聞東京本社にも白い粉末と脅迫文が入った封筒が届いていたことがわかりました。 今月25日に郵送で届き、脅迫文には「青酸カリが入った偽の薬を流通させる。3500万ウォンをビットコインで払わないと悲劇が起きる」などと、これまでと同じような内容が書かれていたということです。 封筒を選別する担当者がインフルエンザで作業ができず、28日確認し、警視庁に届け出たということです。 警視庁は新たに届いた粉末も