「しつけ」として親に置き去りにされ、北海道七飯(ななえ)町の山林で行方不明になっていた小学2年生の田野岡大和くん(7)が2016年6月3日朝、無事保護された。大和くんの両親が、搬送先の病院で身元を確認した。 大和くんの行方が5月28日に分からなくなった時の状況について、親の説明が当初は「しつけ」ではなく、「山菜採り」だったことなどから混乱が生じ、捜索も長期化したことから、テレビのコメンテーターや一部のネットユーザーの間では、単純な不明事案ではなく、何らかの事件性を疑う声も出ていた。そこに無事発見のニュースが伝わり、ネット上では「疑ってごめんなさい」と謝る声が相次いで出ている。 「色々へんな憶測までしちゃった」 捜索には途中から自衛隊も加わり、警察や消防とともに連日、「置き去り場所」を中心に広範囲を捜索したが見つからず、警察犬も臭いにまったく反応しなかった。一定間隔で人が並んで探す「ローラー