”札幌スタイルがひろがりますように”のミニブックと題されたそれは、札幌市経済局産業企画課のブランド推進担当係が発行している啓蒙系の十数ページ程度のフリペなのだが、観光向けのガイド目的ではなく、四季と寒暖を軸にした街から生まれるよい面をうまく出している冊子。「何が札幌か」というアイデンティティがはっきりと出ている。実際は冊子はサブで地域ブランド事業としてあるものなのだが、なんかそういうベタなことを抜きにしても、地域の格はあちらのほうが上に見える。自然と都市の調和が取れているからなんだろうけど。イメージを明確にするようなこういう小冊子を新宿でもやればいいのに。歌舞伎町るねっさんすのフリペとはだいぶ性格が異なるものなのでかぶらないと思うんだけどなぁ。歌舞伎町とか新宿はお金があるせいで、逆に危機感が希薄で地域のいい面のPR下手。街として一線級の意識があるからマスコミに頼りすぎ。確かにマスコミを利用